2018年12月13日(木) |
虐待企業は社長を刑務所へ入れろ |
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技能実習生に対するひどい虐待の実態を知ってオレは思ったのである。その企業はいったいどこなんだ?と。そういう企業はトップが責任を取って刑務所に入るべきじゃないか。それが高給を取ってる者の義務だろう。
城が落ちたときに城主が切腹して城兵の命を守るというのが日本のかつての戦国時代の美徳であった。意味のない虐殺を防ぎ、最小の犠牲で済ませるためにトップがいけにえになったのだ。そういう美徳があったのに、どうしてこんなに日本人は無責任になったのか。嘆かわしいのである。
福島原発の事故が起きたとき、東京電力の会長は責任をとって腹を切るべきだったとオレは思うのである。少なくともすべての責任を負って実刑判決を受けるべきであった。それがトップに立つ者のなすべき行動であり、美学ではないのか。いつから日本の企業のトップはこんな卑怯者ばかりになったのか。
責任を取るどころか、終始「津波被害は予想できなかった」と言い逃れに終始して、巨額の退職金を持ち逃げして去っていくあの勝俣というクソ野郎がオレは断じて許せないのである。
最低賃金以下の低賃金で働かされたその結果、技能実習生が耐えかねて失踪したというのはいったい誰が悪いのか。逃亡する実習生の罪なのか。そんな奴隷労働をさせられたことの当然の帰結ではなかったか。
国会ではそうした問題点はすべてスルーされ、悪質な企業の責任を問うこともなく、再発防止策も議論されず、そのままこの「新・奴隷法案」は強行採決で可決されてしまったのである。最後に森ゆうこ議員、山本太郎議員が訴えた発言の中味をきちっと報道する新聞はなかった。その発言内容はネットでだけ広まったのである。NHKも他のテレビ局もみんな腰抜けだ。安倍晋三に忖度して、この憂国の士たちの発言を無視したのである。日本のマスコミはここまで腐ってしまったのだ。
マスコミも政治家も財界や経団連の奴隷である。大企業のトップがせめてまともな連中ならいいが、みんなクソである。そのクソみたいな連中がそのクソの論理で政治家を支配してるのである。そうしたカスどもの饗宴に対して何の抗議もできないのが今の日本の状況なのだ。
暴力団の鉄砲玉が起こした事件に対して、使用者責任が問えるようになって組長が逮捕されるようになった。それは画期的なことであるが、それをどうしてもっと拡大しないのか。
企業の下っ端の犯罪は社長が責任を取るとか、末端の陣笠議員の起こした不祥事は党首が責任を取るとかいうことになれば、カスを議員にできなくなるし、企業は絶対にセクハラパワハラできなくなるだろう。
そんな簡単なことがどうしてできないのか。オレは残念でならないのである。悪人天国になってモラルが失われた今の日本社会をダメにしたのは、企業のトップでありクソ政治家である。
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