2018年12月10日(月) |
ブログランキングが危機を脱しました |
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オレは12月5日に「ブログランキングが危機です」というタイトルの記事を書いて、読者の皆様に投票をお願いした。普通ならそこで「アホか!」と一笑に付され、そのせこい記事内容のために読者に見放されてしまうところだが、オレの日記を読んでくださる方々は心優しい人格者で思いやりの精神にあふれた方が多かったようで、その後ランキングはぐんぐん上昇し、いつのまにか5位まで上昇することができたのである。これもランキングの投票ボタンをクリックしてくださったみなさまのおかげである。
しかし、人間の欲望には限りがないのである。オレは5位まで上昇した自分のランキングを見つめながら、その上にいる方々にもう少しで追いつけるのではないかという欲張りな気持ちを持ってしまった。人間、足るを知るということは一番大切なことである。京都の石庭で有名な龍安寺には、もうひとつ有名なものがある。それは「蹲(つくばい)」と呼ばれるものだが、真ん中に四角いくぼみがあって水をためられるようになっていて、その周りに文字が刻まれているのである。上に「五」右に「隹」下に「疋」左に「矢」の文字がある。真ん中の四角いくぼみを「口」という漢字にみなすと、それぞれの文字と組み合わせて「吾唯知足」(「吾れ、唯だ足ることを知る。」)と読むことができる。
年収500万の人はそれに満足せずに年収1000万を願い、年収1000万の人は2000万になることを願う。その自分の収入に満足することなくさらに増えることを渇望する。このような飽くなき欲望が人類を進歩させたことは事実だ。しかし日本はもうこれから縮小していく社会なのである。
オレは人類はそう遠くない未来に滅びると思っている。世界が核廃絶というまっとうな方向に進むことは不可能だ。ロシアも中国も飽くなき権力欲に毒された支配者が世界の覇権を目指している。アメリカの大統領も独裁者である。こんな状況下で起きることはもう「戦争」しかないのである。
戦争というのは国同士の欲望と欲望の激突だ。主権をきちっと主張しない国はいつのまにか他国に侵略されてしまう。主張していてもチベットみたいに中国に侵略され、抵抗する人たちは虐殺されてしまうのである。中国やロシアのような時代錯誤の帝国主義国家が今も存在し、そうした国では民主主義など存在しないことを思えば戦争の危機はいつでもある。
国民は殺し合いなんか望んでいなくても、民主主義が機能不全に陥れば戦争をやりたいクソどもが跋扈する。国会が審議の場ではなくて、議員がみんな売国奴で、保身のためにしか行動しないクズばかりになった今の日本の国会はもはや民主主義の場ではない。
オレがブログランキングの上昇を願う個人的野望と、習近平が世界征服を狙う領土的野望とはどう違うのだろうか。「同じだ!」と」いう人もいるかも知れないし、明確に両者は違うのかも知れない。
オレがランキングの1位となって多くの人に読まれるようになることは、少なくともオレが説いている「正義」を多くの人にアピールする機会が生まれるということである。習近平が世界の覇権を握るということは、世界中で少数民族が迫害され、環境破壊が推し進められるということである。
どうか読者のみなさまには、「野望」には世の中のためになるものとそうでないものとがあるという事実をご理解してくださって、今日もランキングの投票をお願いしたいのである。「結局おまえの言いたいことはそれかよ!」とつっこまれそうである。
←1位を目指しています。ちょっと下がってきて焦っています。
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