2018年12月06日(木) |
腕が痛いのじゃ2 |
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さて、一か月ほど前にオレはここで「腕が痛いのじゃ」ということを書いた。その後の経過報告を日記読者のみなさんにしておきたい。オレは週に2,3回の「首の牽引」というリハビリをしばらく受けていた。喜連瓜破というカオスな街のイオンモールにクルマを停めて、そのあたりを時には徘徊しつつ、仕事帰りに首をひっぱってもらったわけである。リハビリの時、少し調整を間違えられて首吊りのような苦しみに悲鳴を上げたこともあった。自分で声を出せないような患者ならこのような医療事故で簡単に死ぬのかもしれない。気を付けないといけない。
最初にオレが意識した上腕部の筋肉痛のような痛みはその後は消えてしまった。その後の基本症状は指先のしびれ、手先の脱力感ということになった。右手のみだったしびれは、その後左手でも発生するようになったが、症状はまだ軽い。そんなふうにほぼ一か月が経過したのである。一か月ほどの首の牽引リハビリ、効果はとくになかったようである。しかし、していなかったら症状はどんどん悪化したのかもしれず、まあ比較のために今週はリハビリをお休みしている。ちなみにその牽引のたびにオレは470円を自己負担していたのである。塵も積もれば山となる金額だ。
症状は特に悪化するでもなくかといって全面回復するでもなく、指のしびれはひどくもならずかといって軽快もせず、長時間パソコンを使うと指がしびれるとか、力が入らないので重いものを運ぶことを避けるとか、まあそういう日常を過ごしてきているのである。とにかく今のままでは先に進めない。そういうわけでこの週末に今度は頸椎のMRI検査を受けることになったのである。
果たして、それでどんなことがわかるのか。もしも重大な原因が見つかったとして、手術することになるのか。そんなことを想像すると少し気が重いのだ。ただ、指先が動かなくなるというのはオレのような職業の場合死活問題なのである。
オレは文字を打つのが人よりも速い。たぶんオレの入力速度は職場でも上位5人くらいには入ると思う。だからこの日記のような文章を書くのも時間がかからないのである。それが遅くなったりするとかなり困る。
また、試験問題を作成するときにオレは一太郎を使って漢文の縦書き表記の問題を作成したりするが、そんな職人的な工程をこなすのに指の細かい操作ができなくなると大変困るのである。もちろんオレがやってることを全部代わりにしてくれるような助手を雇うことができればいいのだが、そんな人がいるなら月に50万くらい払わないといけなくなるだろうし、そもそも教師に補助員がいつもついているなんて聞いたことがない。
黒板にチョークで文字を書くということができなくなったとして、ICT機器の進歩で手元のパソコンから文字を黒板にプロジェクターで投影して板書がわりにするということを本気で考えないといけないのかも知れない。幸いオレの勤務校はその準備はできているし、そのように授業をされる教員もいる。
まあ慣れ親しんだスタイルで授業できることが一番なのだが、そのためには健康が一番なのである。きちっとメンテナンスして肉体を維持しないといけないのである。
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