2018年05月19日(土) |
きんたまはきれいだ! |
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沖縄と言えばアグー豚が有名である。名護市の国道58号線沿いには実物の3倍の大きさの巨大なアグー豚の象があるという。実物の3倍ということは、身体の各パーツも3倍の大きさがあるわけで、睾丸も3倍の大きさである。
去年の少し古い記事だが、なんとその巨大な睾丸にケチを付ける女性市議が居たという。記事の一部を引用したい。
「大事な部分が丸見えで不快」 沖縄の豚アグー像にクレーム
沖縄県名護市民会館前の国道58号沿いに設置されたアグー像の睾丸(こうがん)が国道から丸見えで不快だ、と翁長久美子市議が13日の市議会一般質問でクレームを付けた。自身も市スポーツ推進員として実施しているウオーキングで、参加した女性全てが指摘、女性団体メンバーも同様な意見だったという。
像は全長約3メートル、体高は台座から約1メートル70センチと実物の約3倍の大きさで、市が昨年9月の「アグー復活の地」「アグーの里」宣言の際設置した。生産者らを交えた準備委員会で協議し、国道を北上する観光客にアピールするよう顔の向きに合わせて置いたが、ちょうどお尻を国道に突き出す形だ。
翁長氏は向きの変更や睾丸部分の除去を求めたが、市は「苦情は来ていない」「固定しているので変えられない」「切ると空洞ができる」と難色を示した。準備委に女性が入っていなかったこともあり、翁長氏は「女性の視点、感性は違う。雌と子どもでも良かったのに」と納得がいかない様子。今後、アグー像問題はどこまで発展するのか。(名護)
どうして豚の睾丸が見えていることが不快なのか。オレはそれが納得いかないのである。もしかしてこの女性市議は睾丸を「汚い、不浄なもの」と思ってるのだろうか。オレの身体にも睾丸はついているし、もちろん人前で見せびらかすようなものではない。しかしオレはそれを汚いものであると思ったことは一度も無い。
男性の性器が丸見えであることが不快である場合というのは、たとえば夜道に出現して突然コートの前を開いてモロ出しの性器を見せる「モロ出しおじさん」のような場合だが、オレも大学生の頃に東山三条で遭遇したことがある。小柄で髪が長く、よく赤い服を着ていたオレは大学1回生の頃は女性に間違われることがあった。オレは電車を降りてバス停で最終のバスを待っていた。そのモロ出しおじさんは、少し離れた場所で他の女性を怖がらせて悲鳴を上げさせてから、オレにも近寄ってきた。オレの目の前でコートの前をはだけて見せてきたので、オレは声を低くして言った。「オッサン、その粗末なもん仕舞えよ。」モロだしおじさんは走って逃げていった。
確かにオッサンの金玉は不快だ。オレはそんなものには興味は無い。もしもその女性市議が、豚の睾丸を「不快なもの」と認識してるのならば、それはたぶんその大切なアグー像を、モロ出しおじさんくらいにしか思っていないということであり、それは名護市議として実に残念な価値観である。・
古代ギリシアやローマの彫刻では、男性の裸体像でちゃんと男性性器は表現されている。それを鑑賞した方々は「汚いもの見せやがって」と不快感を覚えるのだろうか。もしもそんなふうに感じるのならば、そんな人はもはや美術館に行く資格などないのである。
子どもが睾丸をおもちゃにして遊んでいたら「汚いから触ったらダメ」と注意するのだろうか。それは間違っている。大切なところだからこそ、いいかげんに触れてはならないものなのだ。オレはそんなふうに教えたいのである。睾丸の大切さについて何も理解しないで勘違いした発言をしたこの女性市議に対して、オレは「あんたは睾丸無知そのものだ!」と言ってやりたいのである。
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