江草 乗の言いたい放題
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2018年01月25日(木) 都会の私大と田舎の国立大        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan




 センター試験で目標の点数に届かなかった・・・というのはよくあることである。目標通りの点数が取れた人の方が圧倒的に少ないのであり、多くの受験生は合格可能性D判定やE判定の第一志望の大学を受験することとなる。そこから二次試験で逆転することはかなり困難である。

 さて、予備校が提供するデータリサーチ類を駆使すれば、自分の取ったセンター試験の点数で合格可能性がある大学を教えてくれる。大阪大学や神戸大学を志望していてセンター試験で最低でも8割を取ろうと思っていた受験生が6割程度しか取れなかった場合、そのまま大阪大や神戸大を受けるのはかなり無茶だ。センター試験の配点の高い学部では「センター試験である点数以下では昨年は誰も合格していない」という逆転不可能領域がある。その点数で受験するというのは、記念受験以外の何ものでもない。大学受験の目的が「合格を勝ち取るため」であれば、逆転不可能領域からの受験は勧めない。そうなると、「入れる大学を受験」と「来季のために記念受験」の二択となる。後者の場合は、浪人することは決めていて、よい浪人生になるための意思確認としての受験である。

 ただ、オレは前者の「地方にある国立大を受験する」という選択肢はそれほど悪くないと思っている。大学の4年間を家を離れて一人暮らしすることは、本人の自立や成長に大きくつながるからである。

 また、地方の国立大学の中には都会の私大が持たない魅力のある大学も多い。受験生が都市に集中する中で、なぜか地方の国立大学は驚くほど入りやすくなっているのだ。それを狙わないのはもったいないと思うのである。

 たとえば和歌山大学には観光学部という特殊な学部がある。旅行会社に就職したりホテルマンになりたいと思ってる人は、選択肢に入れてもいいのではないか。この学部で学んだ知識を活かして公務員としての就職も面白い。今、日本中の地方自治体が考えてることは「外国人旅行者をどう受け入れるか」である。観光学部ではそうしたノウハウを学べるはずである。都会のマンモス私大の大人数の中で埋もれてしまうのではなく、少人数教育の中で教官や他の学生と密接なつながりを持って学ぶことの方が得るモノは多いような気がするのである。

 地方の国立大学に入って地方公務員となる・・・というのは今の世の中の中でかなりメリットのある生き方だと思う。大企業で競争に明け暮れて過労死寸前まで働かされるのではなく、公務員という安定した身分を手に入れた上で田舎暮らしを楽しめるライフスタイルが手に入るのではないか。

 歴史のある地方都市にはさまざまな魅力がある。松江や金沢、松山など国立大学の設置されているそうした地方の県庁所在地で一人暮らしをスタートするということもオレは受験生たちに勧めたいのである。昔に比べて地方の国立大学は異常に入りやすくなっている。それを活かさないのはもったいないと思うのだ。

 受験生たちは都会が好きだ。関関同立と呼ばれる私立大学と、滋賀大や和歌山大などの地方国立大学の両方に合格した場合、関関同立を選ぶ者の方が多い。もうはっきりとそうした序列が受験生に定着している。首都圏でも受験生は地方の国立大学よりもMARCHを選ぶのだろう。

 残念ながらオレが担任するクラスの生徒も基本的に都会志向である。オレが地方の魅力を語ってもなかなか田舎暮らしを選ぼうとする者はいない。それがとても残念である。できることならもっと地方に目を向けてもらいたいと思うのだ。そんなに都会での生活がいいだろうか。

 ただ、オレ自身は大阪から離れる気はないのである。やっぱり自分はこの土地が気に入ってるのである。


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