2017年12月26日(火) |
なぜユニクロにはベストがないのか? |
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オレはよくユニクロに行く。ヒートテックはオレの下着の中心である。いろんな服をユニクロで買って着ているわけである。息子がはいていたスキニージーンズも買ってみたがストレッチ素材でなかなか楽でいい。一度着るとそのよさがわかるのである。ヒートテックのタイツも買ってみた。あまりにあたたかくて金玉がふやけそうなので「これはヤバい」と思ってふだんにはくのは普通の木綿のパッチにした。
仕事帰りによくあべのキューズモールによく寄り道するがそこにはユニクロがある。そのユニクロで、ラムウールのV首のセーターが1290円で売られていた。いろんな色が揃っていてなかなかいい。しかし、オレが今欲しいのはベストである。
もちろんユニクロでもベストは売られている。ライトダウンのベストはユニクロの主力商品である。しかし、それをスーツやジャケットの下に着込むにはどうも合わないような気がするのだ。そういう着方をしている若手の教員たちもいるが、ネクタイをするときにそれはなんかちぐはぐな気がするとオレは勝手に思う。
そういうわけでオレはウール生地のベストがあればいいのにと思うのである。ユニクロ以外(実はイズミヤ)で買ったそういうベストをオレはジャケットの下に着て、ネクタイをして仕事の時のスタイルにしている。ユニクロのオンラインショップで検索して見たが、ラムウールやコットンカシミヤのカーディガンやセーターはあってもなぜかベストがないのである。
あべのキューズモールの6F駐車場にクルマを駐めて、エレベーターで降りるときに若いカップルと乗り合わせた。どうやらそのカップルの目的もユニクロみたいで、私よりも先にその男性は1Fのボタンを押した。「ユニクロの極暖はヤバイよね」「暑すぎるから困る」などと話している。ヒートテックで十分あたたかいのに、極暖など買ってしまったら暑さで金玉が干からびてしまうかも知れない。オレは目の前で嬉々として話すその男性の金玉が少し心配になったのである。そのかわいい彼女のために金玉の性能はちゃんと維持してやれよと心の中でつぶやいた。
以前にユニクロの店の人に「ベストはないんですか?」と訊いてみたところ、「ありません!」という力強い答えが即座に返ってきた。つまり、その商品を出さないということはどうやらユニクロの根幹に関わる重要なこだわりかも知れないのである。だから店員は力強く「ありません!(これが我が社の方針です!」)と断固たる口調で言うのだろう。
そうなるとこれはユニクロのカリスマ経営者である柳井会長に訊くしかないのだ。柳井会長がオレのこの暴言日記を目にすることはないと思うが、もしも間接的にオレのこの記事を読んだ方で柳井会長と面識のある方が居れば、何かのついでにぜひ訊いてもらいたいのである。「なぜあなたはベストを尽くさないのか・・・・」じゃなかった「なぜあなたはベストを売らないのか」と。
すぐに虫に食われたり、穴が空いてしまったりする安っぽいベストを着つつオレは思っている。きっとユニクロなら「虫を寄せ付けないウール素材」「取り出しやすいところに携帯電話用のポケットがついていてビジネスマンが思わずジャケットの下に着たくなるようなベスト」くらいいとも簡単に開発するだろう。そんなことを思いつつ、オレは何か安くなってる品物はないかと思って今日も帰りにユニクロに寄るのである。
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