2017年10月18日(水) |
自民党支持者は実は少数派である |
携帯用URL
| |
|
最近ツイッターでよく目にするのが、
自民党に投票した人 1765万人
選挙に行かなかった人 4922万人
という比較の図である。自民党が小選挙区制を導入したのはいずれ自分達の党の得票率が少数派になっても政権を維持したいという卑怯な戦略からだったわけだが、今の投票率の低さを考えると本当に巧妙な戦略だったことがよくわかる。そして投票に行かない者は実は多数派を支持してるのと同じことになってしまうのだ。この選挙に行かない4922万人は間接的に自民党に投票してるのと同じ効果をもたらしているのである。
そして注目すべき事実は、この自民党の1765万人の中には実は770万人の公明党支持票が含まれているということだ。公明党は比例区では公明党に投票するが、小選挙区では自民党候補に投票をさせている。その分を差し引けば、自民党の基礎票は995万人しかないということになる。国民の1割にも届かない少数勢力がこの国の政治を実は牛耳ってるのである。
今回の選挙、野党が分裂したことが自民党に追い風になった。小池百合子はいったい何がしたかったのだろうか。もしかしたら民進党を分裂させて崩壊させることが目的で、いずれ小池は自民党の一派閥となって自民党に吸収されるのではないかなどとオレは想像するのだが、少なくともオレが期待するような政治家ではなかったことは確かだ。
いつまでも既得権益を離さない老人たちが支配しているこの国がどんどん劣化していく流れを止めることができるのは、20代30代の若者が一斉に投票して自分達の世代の候補者を当選させ、真に未来を見据えた政策を打ち出すことしかない。しかし、18歳の投票率が5割に満たないことをみてもわかるように、日本の若者は選挙に行かない馬鹿ばかりだ。自分達の国が滅びていくのに、そのまま沈みゆく船に乗って運命を共にする馬鹿しかいないのかと悲しくなる。
利権にしがみついたカスどもや、政治を金儲けの手段としか考えてないクズ政治家を駆逐するためには真に志の高い無私の精神で政治に打ち込める人を期待するしかない。そういう人にこそ投票したいのだがどこに存在するのか。
東芝もシャープも没落した。大企業の経営者はみんな劣化してカスばかりになってしまった。もはや日本は滅亡に向かって進んでいくしかないのか。
オレは声を大にして訴える。今奨学金の返済に苦しむ若者やいくら働いても生活が楽にならないワーキングプアの人たちこそ投票しないといけない。自民党・公明党以外の政党に入れないといけないのだ。
親が毎日8時間働いても年収200万に届かず子どもたちを大学に進学させてやることもできない国が豊かと言えるのか。保育士や介護士が足りないのに給料がちっとも上がらないことが資本主義経済の真の姿なのか。
警察権力や司法が権力と癒着して政治家やその身内の犯罪を見逃し、覚醒剤や麻薬を検挙しても政治家とつながってる暴力団のトップまでは決して捜査は及ばず、正義が少しも実現していないこの国に真の未来はあるのか。
どうか、選挙に行かないでもいいと思ってる人たちは考え直して欲しい。今の世の中が本当に正しいのかどうかを自分の頭で判断してもらいたい。オレは期日前投票を済ませてきた。オレの心の中の正義を実現するために。
←1位を目指しています! m(_ _)m