2017年10月05日(木) |
オレは自民党にだけは投票したくない |
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今度の選挙で自民党に投票する方々にオレは言いたい。何か疑惑があったときに質問を受ければ誠実に答えることが政治家の義務ではないのか。真実を包み隠さず答えて国民に信を問うべきではないのか。そして不正があれば潔く罰を受けるのが正しい政治家のあり方ではないか。そこで「記憶にない」「記録は破棄した」と答えて言い逃れする連中をどうして政治家として信頼できるのか。
ところが安倍晋三を支持している方々にとっては、そうした事柄は全て「些事」であり、問題ないということなのである。そしてオレが安倍晋三を攻撃すると「だったら誰が代わりに首相をするのか?」「今の景気回復は安倍晋三のおかげだ」などという答えが返ってきてしまうのである。
もしも今回の選挙で自民党が勝ってしまったらどういうことになるのか国民はわかってるのか。今の安倍政権に対して「どうぞ好き勝手にお友達政治をやってください」という白紙委任状を渡すことになるのだ。それでいいのか?
オレは今の円安や株価上昇を生み出したのは安倍晋三ではなくて日銀だと思っている。日銀の金融政策が為替を円安に誘導し、日銀がリートやETFを買い支えていることが株価上昇につながったというただそれだけのことである。実体経済が回復したわけではないし、賃金が上昇したわけでもない。雇用が回復したというのはまやかしで、増えてるのは非正規雇用ばかりである。保育や介護や教育現場に人が足りないのは、あまりにも待遇が悪くて労働条件が厳しいから入った人が定着せずにやめていくからである。
オレは自民党の今の政権をつぶしたいと思っている。しかし、前の民主党政権のようなひどい政治はごめんである。せめて安倍晋三やその一味の加計人脈の連中は全員退場してもらいたいと思っている。
今回の選挙に勝つことで安倍晋三が森友・加計問題の決着をはかろうとしていることは明白だ。安倍晋三は山口県出身だが、あの明治維新で長州の連中が「勝てば官軍」で好き放題したように、今回も長州お得意の「勝てば官軍」で来たわけである。だったら断じて勝たせてはならないのだ。どんな手を使ってでも負けさせないといけないのである。
今回の選挙の争点は何か。安倍晋三は「北朝鮮の脅威」を呼びかけるがそんなもの国民がどうこうできることではない。あの刈り上げ野郎が核弾頭のミサイルをぶっぱなせばその時点でこの世界が終わるわけで、選挙の結果に関係なく一蓮托生だ。金正恩が「自民党が勝てばミサイルを封印しよう」なんて約束をしているなら別だが、そんな可能性は全くないわけで、選挙の争点にしようとしていることがおかしいのである。
オレは今回の選挙の争点を「今の政治には正義があるか?」という信任投票だと思っている。加計学園をめぐる一連の疑惑、利権をめぐるお友達政治の問題を国民が許すか許さないかということである。自民党に投票するということはそうしたすべての問題点に対して、菅官房長官のように「何も問題ありません」と答えることなのである。問題がないわけがないだろう。ふざけるなよとオレはあの答弁を聞きながら思っていたぜ。
ただかわいそうなのは選択肢のない選挙区の有権者である。自民党に入れたくなくても候補者が公明党しかいないとか、頭のおかしな無所属の議員しかいないとかいう選挙区なら投票のしようがないだろう。ただそういう場合も「比例区」の投票には決して自民党と書かないでもらいたいのである。
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