2017年08月27日(日) |
京阪神が火の海になる日 |
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8月24日、中国機のH6爆撃機6機が、沖縄本島と宮古島の間を通過して紀伊半島沖まで飛行し、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進するという事件があった。この出来事に関して安倍首相や菅官房長官は何のコメントもしなかった。オレはこの示威行動がなんのためなのかということを考えてしまった。
中国軍機が紀伊半島沖まで侵入する訓練を行ってる意図はなにか。それはまぎれもなく日本本土空襲の予行演習である。北朝鮮のたびたび行っているICBMの発射実験を操ってるのは実は中国やロシアではないかとオレは思ってるが、北朝鮮の国際社会への挑発的な動きは、背後で糸を引いているロシアや中国の関与があるに違いない。北朝鮮への経済制裁がちっとも効果をもたらさないのは、中国やロシアが全く協力しないからである。中国とロシアの意図はあきらかだ。北朝鮮に代理戦争を戦わせようとしてるのである。その時に戦場になるのは朝鮮半島と日本であることは間違いない。そしてこの代理戦争では間違いなく核兵器が使用されるから日本列島は廃墟になって人類が居住できない土地になってしまう可能性が高い。
日本の外交戦略としては、全力でそうした動きを止めないといけないのである。しかし、ロシアは色丹島に軍事基地を作ろうとしているし、中国は尖閣を占領しようとしてたびたび島に接近している。
戦争が起きて犠牲になるのはいつも一般の民衆である。「戦争なんかしたくない」と個々人が思っていても、いま自分のいる場所がいきなり戦場になるのだ。「いつでもあなたがたの土地を火の海にしますよ」と堂々と威嚇してくるならず者国家に対してどうして日本の政治家は激怒しないのか。烈火のごとく怒って世界にアピールしないのか。オレは怒ってるんだと興奮して訴えないのか。オレはそれが不思議でならないのである。
もはやパワーバランスだけで戦争を回避できる状況ではない。日本を戦争から救う道は一つしかない。世界のどの軍事大国にも肩入れしないことだ。その上ですべての国と対等な外交関係を樹立することだ。
世界には武力によって領土を拡大することを容認している国家が存在する。中国やロシアである。実際に中国はブータンの領土を勝手に実効支配してるし、ロシアはクリミヤ半島を強引に支配下に置いた。このような国家に対して日本はどんな抗議ができるのか。自分の国はできるだけ自分で守るしかないとオレは思うのだ。
被爆国の日本は核武装する必要はないし、核兵器をオレは否定する。しかし、侵略してくる相手に対する備えは絶対に必要だと思うのだ。人工衛星を打ち上げることが可能な日本のロケット技術があれば弾道ミサイルはいつでも作ることができるだろうし、日本本土の自衛隊の基地が壊滅させられる可能性を思えば、潜水艦から発射できるようにするしかないだろう。
しかし、そもそも何のために日本は攻撃されるのだろうか。その戦争によって誰が得をするのだろうか。そこにオレは世界を暗躍する軍需産業の闇を思うのである。誰かの金儲けのために強力な兵器が研究開発され、そして国家予算がそこにつぎ込まれる。中国の脅威を煽ることで防衛費はどんどん増額されることになる。もしかしたらオレがこの日記で危機を訴えることさえも誰かに利用されてしまうのかも知れない。
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