2017年07月22日(土) |
この暑さをナントカしてくれ! |
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暑いのである。めちゃくちゃ暑いのである。もうクルマから降りた瞬間に熱気が全身を包むのである。こんな暑いところでよくみんな活動してるものだなとオレは驚くのである。
通学する高校生たちは駅から学校までのほんの10分ほどの間に全身汗まみれになっている。まだ早朝の涼しい時間でさえこうである。だから真っ昼間ならもう外を普通に歩く行為だけで熱中症の危険があるのだ。何でこんなに暑いのだ。昔の日本はここまで暑くはなかったはずである。
日本政府は夏の気温を下げるためのなんらかの対策をしてもらいたい。このままではとても国民の大多数は暮らしていけない。冷房の効いた室内でしか棲息できないという環境はもはや人間の居住を阻んでいるのである。夏の日本列島の都市部は、地理学でいうところの「アネクメーネ(Anökumene)」(居住に適さない土地)であるとオレは思うのだ。なんでこんなことになってしまったのか。
大都市に巨大なコンクリートの構造物を作り、そこに居住する人たちがみんなエアコンを使用することで大量の熱気が外に排出される。その結果さらに都市は暑くなる。かくいうオレも日中は冷房をガンガン効かせた場所で仕事をしていて、クルマのエアコンの設定温度は19度である。まさにオレのような人間が都市の温暖化の元凶なんだが、そんなことはどうでもいい。こんな日本をなんとかするために抜本的な対策はないのか。
たとえば人工降雨とかは不可能なのか。巨大なミスト発生器をビルの上に設置して、霧を降らせることで街を冷やせないのか。あべのハルカスのような超高層ビルの上にミスト発生器を設置したらかなりの広範囲を冷やせるような気がするのだが、そういうのはただの水資源の無駄遣いなんだろうか。
街全体が涼しかったら、個別に冷房を入れる必要はなくなるのである。だったらこの「街全体冷却」という仕組みは税金を払ってでも実現する価値のあることではないだろうか。
どうすれば街に風の通り道を作り、暑くなった空気を循環させてより快適な生活を実現できるのか、もっと研究を進めてもらいたいのである。
都市機能を引っ越すのも検討すればいいだろう。生駒山上にオフィスを移転すれば少しは涼しくなるだろうか。生駒くらいならあまり変わらないかも知れない。しかし今の日本は北海道に引っ越しても猛暑に襲われる危険がある。確実に涼しい場所というのはかなり探すのが難しいかも知れないのである。
オレは冷房をガンガン効かせた室内で快適に過ごし、冷房を効かせたクルマで通勤をしている。どちらかというと猛暑に苦しんでいるわけではない。だからオレがこのような提案をするのは、自分の私利私欲のためではなくて、公共の利益のためである。いつものオレの私利私欲にまみれた行動と今回の発言は全く意味が違うのである。「あのオッサン、偽善者になりやがった」と思われることを覚悟して、あえて今回の日記を書いているのである。
日本だけではなくて、地球温暖化で世界が今滅亡に向かおうとしている。このまま温暖化していくといったいどんなことが起きるのか。ツンドラの永久凍土が解け、南極の氷が溶け、世界の海水面が上昇していくのである。
海水面上昇という問題解決のためにはたいした手助けにはならないかも知れないが、干上がったアラル海のところに海水を引き込んでしまうという大土木工事はできないものだろうか。工夫して世界中の砂漠をみんな森林化できないだろうかなどとオレはむちゃなことを考える。世界の軍事費をもしもゼロにできれば、その膨大なゼニを人類救済のために救えるはずだ。でも実際はそんなことは起きず、中国のような覇権国家がくだらない面子のために戦争を起こし、北朝鮮のような狂った国家がそれに便乗して核ミサイルを撃ち、人類が滅亡するというシナリオがあと50年くらいのうちに起きるだろうとオレは思っている。そんな馬鹿騒ぎは頼むからオレが死んでからにしてくれ。
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