2017年02月26日(日) |
新聞屋は広告主の奴隷である |
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東芝が債務超過に陥り、もはや倒産秒読みである。その東芝の大株主の中にはGPIFがいる。オレが投資家なら粉飾決算してるようなクソ会社の株は絶対に買わないが、GPIFは買うのである。日銀やGPIFは自分で投資方針を考えずに運用を証券会社に丸投げしてるから、証券会社はそのゼニを使って買い手のいないクソ株を買い支えるのだ。日本の株式市場がイカサマなのはそういう理由があるからである。
そうした実態を新聞は絶対に報道しない。オレがかつてこの日記で暴露したさまざまなインサイダー取引や銀行が黒幕になった怪しい事件に関しても絶対に新聞は記事にしない。なぜならそこで悪事を働いてるのは巨額の広告費を払ってくれるお得意様だからである。日本の報道は偏向しているとか、政府に逆らえないとかいうことがよく言われるが、そんなことよりももっと大きな力でマスコミを支配してるのが広告業界であり電通であるいうことを忘れてはならない。
先日たまたまM新聞の記者だった方の講演を聴いた。講演の最後に質問コーナーがあったのでオレは大胆にも「最近の新聞は広告だらけなんですけど、広告主からの圧力はありますか?」と質問してみた。ところがその講演者は広告がいかに大切な収入源であるかということを延々と説明するだけで、オレが知りたかった肝心のことについては全然応えてくれずにはぐらかされたのである。つまり、「そこは答えたくない」というのが彼の答えなんだとオレは納得したのである。しつこく「いや、オレが聞きたいのはこのことなんだ!」と相手を問い詰めるのは大人げないと思ってオレは追及しなかったのである。
新聞は明らかに広告屋の奴隷だ。彼らの報道姿勢は一貫している。欠陥エアバッグで多くの人を殺したタカタのことは記事にしても、その欠陥エアバッグをクルマに搭載することを決めた企業のことは問題にしない。自動車関連の広告を失うことは大きな収入源を失うことになるからだ。多くのマンションで手抜き工事が行われ、欠陥マンションが無数にあるのに報道しない。マンション広告というドル箱を失いたくないからである。投資用マンションの販売という多くの被害が出ている詐欺商法をやってる悪徳会社の広告も平気で載せているし、もちろんその悪を告発する記事を書くことは絶対にない。
全面広告を出してくれるような顧客はもう神様である。その広告の中味がどんなものであっても、ゼニを出してくれればみんなOKだ。そういうわけで素人投資家をだますうさんくさい株式投資講習会の広告も大々的に載せるのである。オレは実際にその講習会を聴いてそのイカサマぶりに失笑した。少なくともそこに来た高齢者たちは天下のA新聞やM新聞やY新聞に大きな広告が出てるから安心して「ちゃんとした業者だろう」と勘違いするのである。
オレは父が亡くなってから新聞を購読することをやめた。もともとニュースはネットで読めるし、新聞をゆっくり読むのは我が家では父だけだったからだ。その父も晩年は「最近の新聞は広告ばかりでつまらない」と言っていた。硬派の記事が減って、権力や企業の悪を追及することもなくなった。いつのまにか新聞は大本営発表をただ盲目的に載せてるだけの戦前の報道機関レベルに成り下がってしまったのである。
真実を伝える役目はもう腐ったマスコミには任せられない。これからは一市民がニュースを発行する時代だ。
オレのように誰の支配も受けず、右でも左でもない論客が自由に発言する場にしか真実はない。少なくともなんらかの利害関係に支配されているところには公正公平な意見などないということだ。
オレのこの暴言、もしも拡散したらオレの所には電通から刺客が送られてきて、金正男のように殺されてしまうのだろうか。だったら拡散されると実にまずいのである。でももうツイッターに載せてしまったから手遅れなのである。
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