2016年06月29日(水) |
阪神は今季広島に勝たなくていい |
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交流戦明けのカードで阪神は広島に見事に3連敗した。連勝中で勢いに乗る広島と、借金生活中の阪神、両者の勢いが全く違うのはよくわかる。ただ、オレは阪神が広島に負けても全然悔しくないのである。巨人や中日やヤクルトやDenaには負けたくないのだが、広島にだけは負けてもいいやと思ってしまう。それはかつて阪神が広島から主力選手である金本をFAで引き抜いたおかげで2003年、2005年と2度の優勝をできたからかも知れない。
オレは今シーズンのセリーグは広島が優勝するべきだと思っている。交流戦で勝ち越した広島には十分その資格があると思うし、何よりも巨人の優勝を阻止するためには広島にがんばってもらいたい。そういうわけで今季の阪神は、広島の優勝をアシストするために対広島戦を全部負けてもいいと思うくらいだ。その結果阪神が最下位になっても、巨人の優勝を阻止できるならそれでいい。そう思うのが真の阪神ファンである。
阪神時代にほとんど活躍できなかった新井貴浩も、古巣の広島では主力打者として貢献している。もしもこれだけ打てていたら彼は阪神を放出されることもなかっただろう。どうして阪神時代に活躍しなかったんだと文句を言いたくなるが、得てしてプレッシャーのかかるところでは力が発揮できないものである。阪神時代の新井は勝負が完全に決まってからの意味の無いホームランとかが多かった。
今季の阪神には優勝は無理だ。阪神ファンのオレでさえそう思うのだから、他の球団のファンはそんなこと当然と思ってるだろう。今季は育成のための一年でいいと思う。そして鳥谷にはそろそろ引導を渡すべきだ。低打率でしかも失策の数の多さを思えば、彼を「記録」のためだけに出し続けるのもどうかと思うのである。あるいは今季は鳥谷と心中するつもりであえて1番ショートで起用してるのだろうか。だったら「鳥谷のせいで優勝できなかった」という言い訳が立つからだろうか。
チームのためということを考えるならば鳥谷は一度ファーム落ちすべきだ。調子が悪いということは素人目にもわかる。もしかしたらもう衰えてきてるのかも知れない。あるいは8番打者として起用されるかであるが、守備も衰えてきたことを思うとやはりスタメン落ちさせるべきかも知れない。そろそろ決断が必要である。「超変革」とはそういうことではないのか。
セリーグは広島が優勝するとして、パリーグはやっぱりソフトバンクである。あそこまで強すぎるともう面白くない。1チームだけが異常に強くなると野球は面白くないのである。パリーグでその役目が期待できそうなのは日ハムだが、大谷が全試合投げられるわけでもない。そう考えるとやはりソフトバンクの独走で終わるのだろう。
日本シリーズはちゃんとソフトバンクvs広島のカードになってもらいたい。両リーグの1位がぶつかるようになってこそ真の日本一である。それにしてもソフトバンクみたいな強いチームにどうして工藤監督なんだろうか。監督だけでもダメなヤツをもってこないと不公平すぎるのである。
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