2015年10月16日(金) |
AV出演強制は強制わいせつである |
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なぜ大量のアダルトDVDが低コストで生産できるのだろうか。DMMドットコムなどからネット配信されているものの単価は驚くほど安い。そのからくりがやっとわかったのだ。本当に低コストで作れるのである。多くの女性が本人の意図に反してAV出演させられていて、しかも報酬ももらえていない。やめたいと訴えると「違約金」を払わされるという。こんなひどい実態があるのに、警察は介入してくれないし、女性をだましてAVに出演させる悪徳芸能プロダクションには人権派の弁護士がついていて、訴訟をふっかけるのだ。違約金を払うために親に泣きついたり、借金したりしている人もいるという。別に作ったAVが売れなくてもいいのである。安く配信しても大丈夫なのだ。女性の出演料は実際にはほとんど払われないし、違約金という形で搾取もできる。朝日新聞の記事を引用しよう。
AV出演拒否した女性への違約金請求を棄却 東京地裁
千葉雄高 2015年9月29日19時35分
アダルトビデオ(AV)への出演を拒否した女性が、プロダクション会社から「契約違反」として2460万円の違約金などを請求された訴訟で、東京地裁(原克也裁判長)が「本人の意に反して強要できない性質の仕事だ」として、会社側の請求を棄却する判決を出した。
女性の代理人が29日、明らかにした。判決は9日付。会社は控訴せず、確定した。代理人の伊藤和子弁護士は「高額の違約金で脅され、AV出演を強要される事例は多い。重大な人権侵害だ」としている。
判決などによると、女性は高校生の時、タレントとしてスカウトされ「営業委託契約」を結んだ。意に反して露出度の高いグラビア撮影をされ、20歳になると会社が無断でAV出演を決定。出演後、さらに出演契約を結ばされた。
精神的なショックで体調が悪化し、出演を拒否したところ「違約金が1千万円かかる」と言われた。女性が民間団体に相談し、契約解除を通告すると、2014年10月、提訴された。
原裁判長は「意に反するのに、莫大(ばくだい)な違約金がかかると告げてAV撮影に従事させようとした」と指摘。「契約上の規定にかかわらず、直ちに契約を解除できるケースだ」と判断した。
女性が相談した民間団体「ポルノ被害と性暴力を考える会」には12年以降、93件の相談が寄せられ、半数近くがAVの出演強要や違約金をめぐる相談だという。(千葉雄高)
本人の意志に反してAV出演を強制することは刑法上の「強制わいせつ」や「強姦」にあたらないのか。警察がそのように認識すれば、このような外道どもはどんどん逮捕してしまえるのだ。今回の訴訟で会社側について、むちゃな契約書を振りかざして女性の人権を踏みにじったその外道弁護士からは弁護士資格を剥奪すべきである。
撮影された動画がネット上に流出してしまえばもはや回収は不可能だ。海外のアダルトサイトに登録され、そのまま永久に存在し続けるのである。それをもしかしたら将来の恋人や夫や息子が観るかも知れない。そんなリスクを負ってまで普通は出演しないものである。よほど高額のギャラをもらえるか、あるいは本人であるとわからないようにうまく工夫できるか。そんなことも想像できずに不用意に出演してしまえばもうオシマイである。
被害者の女性たちは「アイドルやタレントにならないか」と勧誘され、そうしてだまされて被害に遭うのである。純粋に夢を追って芸能界にあこがれている少女たちの、その夢を食いものにして外道どもが欲望を満たし、ゼニを稼ぐのである。オレはこういう形で女性を搾取する連中を断じて許せない。人身売買まがいのこのような契約を結ばせた時点ですべて検挙して刑務所にぶちこむべきである。
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