2015年09月01日(火) |
集団的自衛権に関するオレの私見 |
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国会議事堂の前を3万だか12万だかの群衆が埋め尽くして、憲法9条を守れと訴えたそうである。そんなことで国会の議決は変わらないし、少なくとも自民党は改憲を党是としている党であり、そこが今の与党第一党である事実は変えられない。そんな与党の連中に護憲の精神などかけらもないことも確かなことである。政府与党が憲法改正しないでただ解釈を変更するという方法で自衛隊の海外派兵への道をつけたがってることに対して、国民が反対するのももっともだ。ただオレが集団的自衛権を危惧する理由というのはそれが戦争への道につながることだからというのとは少し違う。
オレは今の国連というシステムを信頼していない。国連憲章中には日本に対する敵国条項が今も含まれている。国連加盟国は平等ではないのである。またその常任理事国には中国やロシアという帝国主義体制を取る国家も含まれていて、ならず者の集まりみたいな集団である。アメリカもイラクに対して言いがかりのような戦争を吹っかけてフセインを殺している。そういうクソみたいな機関にどうして信頼がおけるだろうか。南スーダンやISIS、ボコハラムの支配地域などに対して有効なアクションを起こさない国連にそもそも価値があるのか。
国連はロシアのウクライナ侵略を止めさせたか? 否である。中国が南シナ海に作ってる軍事基地を攻撃して破壊したか? 否である。それらが周辺国に対して脅威になってるようなことであっても、常任理事国のやってる侵略行為に対しては全くのお咎めなしである。国連というのはそういうイカサマみたいな機関なのだ。そんなところに対してオレは信頼を置いてないし、そもそも同盟国のアメリカを全く信頼していない。アメリカが本当に日本の同盟国ならば、尖閣の問題や竹島の問題に関して同盟国を擁護すべき発言をすべきだろう。しかし、韓国に対して竹島から出て行けとも言わないし、中国に対して尖閣に手を出せばただじゃすまねえぞ的なアピールは一度もしていない。それどころかアメリカは日本の政府高官に対して盗聴などの諜報活動を行ってきたのである。こういうことを一方的に仕掛けてきた国をそもそも信頼できるのか。そんな国を同盟国と呼んでいいのかとオレは言いたいのだ。
少なくとも日本にとっての脅威は2国だけだ。北朝鮮と中国である。北朝鮮は国家主席が知能がガキ程度の狂った馬鹿だからいつ無謀な戦争を仕掛けてくるかわからない。だからいつでも防御できるようになっておかないといけない。ただ、北朝鮮の武器のレベルは低いのでそんなに心配はいらない。問題は中国である。
日本と中国が戦争になる場合、日本が先制攻撃をするということはありえないわけで、それは必ず中国側がなんらかの武力攻撃を仕掛けてくるということになるだろう。そのときは通常兵器でいいので、即座に三峡ダムを破壊すればいい。ちゃんと中国に対して「貴国からの武力攻撃があった場合は必ず報復します」と宣言すればいい。「やられたらやり返す!」ただその攻撃は100倍返しでもいいというのがオレの考え方だ。
軍備をどんどん拡張し、他国の領土である南シナ海に勝手に飛行場を作り、ブータンの国土を掠め取り、チベットで大虐殺したことを全く認めない中国を国連は公式に非難したか? 否である、全くそういう動きはないのである。
自衛隊が地球の裏側まで戦争をしに行く必要は全くない。別にアメリカと同盟なんて組まなくてもいい。日本の自衛隊は自国の領土くらい守る力はある。中国が侵略してくればそのときはちゃんと迎え撃てばいいのである。容赦なく攻撃し、あの張り子の虎の空母も撃沈してやればいい。
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