2015年01月20日(火) |
50年後の未来を予想する・・・ |
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50年先にはオレはもうとっくに死んでるだろう。だからそんなことはオレにはどうでもいいことなんだが、これから世界がどうなっていくのか、オレなりに予想してみたい。
まずヨーロッパやアメリカだが、これからも移民は増えるし、イスラム系の住民も増える。フランスやドイツは50年後には人口の過半が非白人になってるだろう。今はまだイスラム系住民は少数派なんだが、いずれその人口は過半数を占めるとオレは予想している。人口で過半数を割ってしまった白人はいつのまにか差別や迫害を受ける少数派となってしまうのだ。50年後には確実にそうなってるとオレは予想する。もちろんこれから先、激しい移民排斥運動などが起きるだろう。しかし、すでに居住している人達の子孫がどんどん増えるわけで、そうなると増加は止められないのである。
アメリカも移民の流入が止まらない。キューバとの国交を回復したら当然大量の人々がアメリカにやってくるだろうし、中国からもどんどん自国を逃げ出した金持ちが流れ込む。ただ、イスラム系の人々の流入は地理的な理由からヨーロッパほど多くはない。
イスラム国やボコハラムのような勢力はさらに増加して、アフリカは事実上群雄割拠の状態になるだろう。欧米の諸国にはもはやそこに治安部隊派遣や人道支援をする余力はなく、資源獲得目的の外交で軍事政権と野合するしかない。
アジアはどうか。中国人は大量に日本に流入し、規制しない限り50年後には日本の人口の過半数は中国系住民になってるかも知れない。少なくとも1000万人以上の中国系住民が居住する状況になってることは間違いない。日本は遠からず中国に完全に支配されるようになるだろう。
中国は沖縄の人達の基地反対運動を背後で操り、もしかしたら独立運動を起こそうと企んでるのかも知れない。仮に沖縄が独立すればたちまち中国の支配下におかれることとなるだろう。米軍基地の代わりに中国軍の基地が置かれ、やがてそこは日本本土完全支配の向けての根拠地となってしまうのである。アメリカにはそれを阻止する力はない。アジアは完全に見捨てられ、ハワイを境に太平洋はアメリカの勢力圏と中国の勢力圏に分けられるだろう。
50年後の世界は、イスラム勢力圏と中国、この二つの勢力の覇権争いになるだろうとオレは予測する。ヨーロッパはすべてイスラム国家になり、アメリカはイスラムと戦う気はないのでアジアやヨーロッパからは手を引く。中国はどんどんアジア支配を強めてオーストラリアやインドネシアも勢力圏に入れるだろう。かつての二大超大国だったアメリカとロシアは、その覇権争いの蚊帳の外に置かれることになる。フランスがイスラム国家になることによってイスラム勢力も複数の国が核兵器を持つことになり、世界の軍事力バランスは今とは全く違った状況になるだろう。
中国は日本と領土を争ってる場合じゃないんだ。イスラム圏との対決のためには日本と手を取り合うパートナーとなること目指さないといけない。イスラム国家vs中国・アメリカ・日本・ロシアというふうに、非イスラム国がすべて連合しないといけないのだとオレは思うのである。もちろんそんな連合は作れないだろうし、おそらくイスラム諸国は中国やアメリカよりもはるかに親日的だ。トルコやインドネシアは日本びいきの人が多い。日本にとって現実的な路線は「イスラム化」することかも知れないのである。
また中国側からみれば、日本との対等の関係なんてまともに考えてないわけで、隷属させるか植民地支配するかの二択だろう。50年後には日本や韓国は中国の一つの省になってるのかも知れない。ただ、中国が日本を完全に支配下にしてしまったときには、もはや日本民族の持つ長所もすべて失われてしまってるだろう。そのときはたぶんノーベル賞を取るような学者もすぐれた文学作品ももう出てこないことになると思う。なんの個性もないただの一地域になってしまうのである。
日本が中国の属国化を防ぐ方法はただ一つ。中国以外の移民も大勢受け入れてしまうのである。イスラム教信仰者が3割を占めるとかいうふうにしてしまうのだ。そうして日本列島を多民族国家にしてしまって、人々を結びつける共通のアイデンテティが「日本文化」であるという状況を作り出せればいい。
そんなふうにオレは未来のこの国の姿をあれこれと想像してしまうのだが、実際にどんな状況になっていくのかを確かめるすべはない。足腰が立たなくなっても生きてさえいれば世の中の推移を眺められるのだが、あと20年も経てばきっと頭もぼんやりとして何も考えられなくなってるだろう。
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