2015年01月04日(日) |
NHKはバラエティ番組を作るな! |
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NHKは日本でただ一つの公共放送である。視聴者からゼニをもらっているのである。最近は「携帯のワンセグからも課金させたい」などと放言してるようだが、ふざけるにもほどがある。先に「もらったゼニをまともに使え!」とオレは言いたいのである。
たとえば大河ドラマだ。オレはNHKがこの種のドラマを作る意図がわからない。これまでずっとやってきたから仕方なく・・・ということなんだろうか。朝の連ドラもそうだ。このような番組はNHKでなくても作れるのである。だったら他局に任せればいいのである。NHKのやるべきことは、他局の作らない報道番組や教育番組を作ることであり、だからこそ広告料に依存しなくてもいいように視聴料をむりやりに取り立ててるのではないか。
NHKはバラエティ番組も作っている。頭の悪そうなタレントが意味不明なギャグをとばしくだらないおしゃべりをする、そんな番組をオレは一瞬たりとも観たくない。しかしそのくだらない番組にもオレの払ったゼニは使われてるのである。実に馬鹿馬鹿しいのである。どうしてこんなことになるのか。多くの不払い者たちの怒りはそこにあるのだ。なんでこんなくだらないもののためにゼニを払うのか!と
また、NHKはアメリカ大リーグの野球中継もしたことがある。そのためには巨額のゼニを支払ったはずである。しかし、NHKのゼニを払ってるのはオレのような野球好きばかりではない。野球に全く興味がない人にまでゼニを負担させるのは根本的に間違ってる。少なくともそういう放送は民放がすべきなのである。オリンピックや高校野球も同様だ。
民放は広告料で運営されている。だからスポンサー様の意向にさからえない。企業の悪やお馬鹿ぶりを追及するような番組は作れないのである。たとえばもはや負け組確定だったプラズマテレビの技術に数千億をついやして新工場をたてたパナソニック幹部がどれだけアホかという検証番組は作らないし、「原発は安全です」というクソCMを垂れ流し続けたことの反省もない。CANONが長期にわたって偽装請負を続け、経団連会長まで上り詰めた御手洗が「偽装請負を禁じているルールの方が間違ってる」と放言したことももちろん叩かない。それはつまり民法がCM乞食になってるからである。かつては消費者金融のCMがバンバン流れていたが、今はそれもなくなって民放各社はスポンサー確保に必死なのである。そんな時に企業批判の番組なんか作れるわけがないのだ。
だからこそNHKは民放がやらないような企画を打ち出すべきなのだ。政治家がウラでどんなことをしてきたかを暴露する番組をじゃんじゃん作るべきなのだ。自動車メーカーがこっそりと欠陥を隠したことを暴露すべきなのだ。外資系の証券会社が銀行と組んでインサイダー取引で巨額の利益を得ていたことを暴露すべきなのだ。国民からゼニを集めているということはそういう意味なのである。
NHKは規模を縮小して、教育番組と報道番組に特化すべきである。なんだか意味のわからない歌謡バラエティ番組になった紅白は即刻廃止すべきだ。あんなくだらないもののためにオレはゼニを払いたくはないのである。そういう番組は民放でも作れるし、むしろ民放の方がまともなものを作れるだろう。まだそこそこの視聴率が稼げるうちに番組そのものを民放に売却すればいいのである。
新聞も週刊誌も、すべてのマスコミは広告料に依存して運営されている。日本で唯一スポンサーのご意向なんてものを考えなくてもいい恵まれた組織がNHKなのである。そのことを意味をNHKの幹部は考えたことはあるのか。自分たちの使命についてわかってるのか。
もしもNHKがこの改革案に着手し、真に報道の自由と正義の実現を目指す組織に生まれ変わるならば、視聴料などとケチなことは言わずに税金で運営すればいいのである。もっともそんなものは権力側にとって困った存在になることは確実だからそのような可能性は基本的にゼロなのだが。
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