2014年11月05日(水) |
日本は法治国家ではなく放置国家である |
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今、小笠原や伊豆諸島の日本の領海内に中国の漁船が大挙して襲来し、サンゴを密漁している。これは明確な違法行為であり、日本は違法操業している漁船を拿捕して乗組員をすべて逮捕する権利がある。ところが海上保安庁は船も人手も足りずにこの違法操業に対してきちっと対処できていないのである。昔ロシアに日本の漁船が拿捕され、船はぶんどられるし、罰金を払わないと帰れないという悲惨な目に遭ったことがあったが、それと逆の状況が今起きてるのに、中国人漁船員は拿捕されることもないし、海上保安庁が船をぶんどることもないのである。
この漁船の中にはおそらく人民解放軍の兵士が乗り込んだ武装漁船も混じってるかも知れない。もしもそういう連中なら、いざとなれば発砲してくるだろう。日本が「法治国家」ならば、そのような違法行為に対して厳重に対処しなければならない。しかし残念ながら今の日本は「放置国家」なのである。小笠原にいる海上保安庁の職員はわずか4名である。どうやって200隻の中国漁船に対処できるのか。なぜ日本中から巡視船を緊急派遣して対処しないのか。
今回の事件に対して、菅官房長官は中国政府に申し入れしているということだが、あの国がまともに取り合ってくれるとはオレは思わない。むしろ漁民たちは反日の英雄として称賛されていると思われる。だからそんなことは無駄である。呼びつけて不法行為を告発し、「タダじゃ済まさないぞ!」と恫喝するしかないのである。それが外交というものである。黙ってるから舐められるのである。
今政府がやるべきことは、公務員の人数を削減して国家の歳出を減らすのではなく、警察官や自衛官の数を増やし、海上保安庁も増員して国家の治安を守ることが今は急務ではないのか。日本の領海にやってきて、海賊まがいのやり方で資源を乱獲して逃亡する無法な中国漁船の操業に対して、明確に「NO!」と主張し、その違法性を世界に告発し、漁船員を全員逮捕拘束して、反撃や抵抗する者がいればその場で射殺することではないのか。それが「治安を守る」ということなのだ。どこか遠くの国に自衛隊を派遣して「集団的自衛権の行使」などと語ることよりも、我が国の主権が侵害されている目の前の状況に対処することの方がはるかに重要である。安倍晋三さんよ、そうじゃないのか?もしもオレの主張が間違ってるというのなら根拠を示して説明してくれよ。
大阪ではミナミのアメリカ村に行けばいかにも怪しそうな店で危険ドラッグが堂々と販売されている。通販で販売している業者もたくさんいる。目の前で売られているのになぜ取り締まれないのか。ネットで「ハーブ」「通販」で検索すれば多数の業者が見つかる。そこでは「吸引目的の購入は禁止します」といちおう書いているが、買う人が吸引目的なのは明らかである。それらはみな野放しになってるのだ。なぜ目の前に存在するものを取り締まれないのか。そんなもの、関係者をみんな逮捕すれば簡単じゃないか。交通事故を起こすだけじゃなく、さまざまな犯罪も誘発する危険ドラッグを撲滅するためには、それを販売しようとした者、販売目的で仕入れた者すべてを厳罰にするしかないのである。なぜ「完全非合法」という措置がとれないのか。「これはお香だから」などという言い訳に耳を貸すために野放しにしてる現状をオレは「放置国家」と言いたいのだ。
どうすれば危険ドラッグを使う馬鹿を撲滅できるのか。もちろん学校でドラッグの恐ろしさを教えることは大切だ。しかし、いくらきちっと教えても、そんなことを聞いていないどうしようもない馬鹿を撲滅することはできない。だからオレは流通を止めるしかないと思っている。個人で輸入した者は死刑。販売した者は死刑。ネット上に通販SHOPを開設したものは死刑。というふうにペナルティを徹底すれば、そんな引き合わないビジネスは誰もやらなくなるはずである。「死刑」は厳しすぎるという感覚がそもそも甘いのである。そういうドラッグを使用した馬鹿が、一般市民に対して被害を与える可能性を阻止しないといけないのだ。だからこそ厳罰は必要なのである。罰が怖かったらルールを守るだけのことである。
日本は法治国家である。みんながルールを守ることで我々の平穏な市民生活は営まれている。今朝、オレが右折待ちしている時に正面からやってきて指示器を出さずに左折していった軽トラックの馬鹿はそのまま電柱にでも激突してくたばってほしいのである。おかげでオレは右折のタイミングを失ったじゃないか。
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