2014年01月07日(火) |
ゲームのやりすぎは身体に悪いです |
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新年早々、17歳の次男が激しい頭痛を訴えて祖母の付き添いで病院に駆け込んだ。脳のCTを撮ったり、医師から「髄膜炎の検査をしましょうか?」と言われたり(頭痛だけでその必要はないだろうと断ったが)、とにかく本人は「めっちゃ痛い!」と訴えるのでなかなか困ったそうである。しかし、考えれば私も一年前に「めっちゃ頭痛が」と自分でクルマをを運転して脳神経外科に駆け込み、CTを撮ってもらったことがあった。考えたらそのときの自分の「パソコンの画面注視」「睡眠不足」と、次男の「スマホのゲームやり過ぎ」「睡眠不足」とは何か共通するような気もしたのである。
それで、一日経っても症状がおさまらないという息子を連れて、オレは脳神経外科のある病院へ次男を連れて行った。そのときにオレの脳裏には「もしかしたら自分と同じ原因かも知れない」という予想があった。
病院では付き添ったオレが自分の予想を伝え、そして念のために再度CTを撮ったがそこには何の異常もない。医師は息子の首筋などを押さえて「凝ってますね」と言い、とりあえず頭痛薬や、筋肉の凝りをほぐす薬などを処方してくれた。オレは帰りにドラッグストアでフェイタス(湿布薬)を買った。帰宅して首筋背中側にそのフェイタスを貼り、少し肩や首筋をマッサージした。すぐに指が疲れて中断する。このマッサージという仕事を生業とする人たちはどんなに強い指先の力の持ち主なんだろうか。とてもオレには無理だなと実感した。
頭痛持ち(実は肩凝り)のオレの息子なら同じ体質を受け継いでいる可能性は高い。本人が「めっちゃ頭痛い。頭の中なんかなってるんちゃうんか!」と思ったほどの頭痛はオレが経験したのと同じである。だからきっとこれで大丈夫だろうと思って様子を見たら、一眠りした後の次男はケロリとした様子で散髪するために美容院に行った。どうやら痛みは治まったようである。寝る前にもう一度湿布薬を貼り替えてそれから眠らせたのである。翌日は全く頭痛を訴えることはなかった。
おそらくこのお正月、日本中にゲーム三昧、パソコン三昧で寝不足だった方がいるはずだ。そしてその中には激しい頭痛を感じた方もいるだろう。もちろんその頭痛が重大な疾患に由来するものである可能性もあるので病院できちんとした診断を受けるのは大切である。しかし、肩凝りかも知れないのでまずは「首の運動」「肩の凝りをほぐす」「マッサージ」で様子を見てみよう。首筋に温湿布を貼ってみよう。それだけで劇的に症状が改善することだってあるし、最近増えたマッサージの店に立ち寄ってみるのもいいだろう。
オレはパソコン画面に向かってるときは必ず一定時間ごとに休んでゆっくりとお茶を飲んだり、首をぐるぐるしたり、目を閉じて休んだり(そのまま気を失うこともあるが)している。そうしないとまた激しい頭痛がやってくる。それ以外にも50をこえたオレの肉体はもうかなりガタがきていて視力は落ちてるし、少し歩くとすぐに息切れするし、腹は出てきたし髪はどんどん失われるし、日々滅亡へ向かっていることがよくわかる。なんとかこの崩壊速度を緩めるためには定期的に運動したり、食べる量を減らしたりと工夫が必要なんだろうというのはよくわかる。しかし、仕事は忙しいしなかなかそんな余裕はないのである。実に困ったことである。
フルマラソンを走る50代、60代の方を見ると立派だなあと思うし、街をロードレーサーで走る熟年の方々を見ると、かつてサイクリング部だった日々を思い出す。体力というのは不断の努力によってのみ維持されるのであり、何もしないとどんどん衰えていくのである。かつての貯金を使い果たした今はただもう墜ちていくしかないのだ。そう思うと早くこの衰えを食い止めるために何かしないといけないなあとオレは焦るのである。
エレベーターを使うのをやめてどんどん階段を歩こう。廊下を歩くときはできるだけ早足で移動しよう。学校の近所に昼食に出るときはクルマではなくて徒歩で行こう。できるだけおやつを食べないようにしよう。そんな小さな工夫でも積み重ねれば何かが変わってくるはずだ。確実に衰えていく自分の肉体を感じながら、オレは残りの人生の時間を考えるのであった。
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