2013年11月20日(水) |
草刈りしてると小石が飛びますよ! |
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オレは草刈り機を操作したことがないので、その作業をしているときに地面の小石をはね飛ばすと言うことがどんなことなのか具体的にわからないのである。そのはね飛ばされた小石が、自動車のガラスをぶち割るくらいの破壊力があるなんて想像もつかなかったのである。それはこの作業をした公務員も同じだったのだろうか。
草刈り機で小石飛び、車15台損傷…市が賠償
岩手県奥州市前沢総合支所の男性職員が10月に同市前沢区で草刈りをした際、草刈り機の回転式の刃で小石が飛び、隣接する工場駐車場にあった乗用車15台の後部ガラスを割ったり、車体を傷つけたりしたことが分かった。
市が19日の市議会全員協議会で報告した。市は、約220万円と見込まれる修理代を賠償する。
市教委によると、職員は10月17日午前11時過ぎ、同市前沢区の工業団地用地で、11月4日に行われるマラソン大会の臨時駐車場を整えるため1人で草刈りをした。昼食休憩後、現場に戻った際、工場の社員から「車に傷が付いている」と指摘されたという。職員は草刈り機の音で事故に気づかなかったという。草刈りをした場所から、損傷した車までの距離は5〜15メートルだった。
全員協議会では、市議から「石を飛ばす音は大きく、気づかないはずがない」「改めて本人から事情を聞くべきだ」と批判が相次いだ。市側は「悪意があったわけでない」として、職員の処分は行わない考え。小沢昌記市長は「15台を一度に傷つけたと聞き、がくぜんとした。不注意というのでは済まされない。再発防止を徹底する」と述べた。
15台を一時に傷つけたということなんだが、いくら草刈り機の音が大きくても、どうして石が飛んで車の窓ガラスが割れたことに気づかなかったのか。5〜15メートルの至近距離ならば、割れてるところも見えるじゃないかと思うのである。そんなことにも気づかずに作業していたのなら、あまりにもこの職員はぼんやりしすぎである。きっと自分の足の指が吹っ飛んでも気づかないくらいにのんびりぼんやりしていたのじゃないかとさえ思えるのである。
また、この草刈り機の刃にうっかり触れれば怪我をするというのは誰が考えてもわかることで、そんな危険な作業に「一人で」従事していたのだとしたらそれもまた考えモノである。このような作業は必ず複数人であたって万一の事故に備えるべきであり、その対策を怠ったという意味では市には責任があるだろう。
地方公務員の起こした行為に関しては、その公務員の所属する地方自治体が賠償しないといけない。これは大きな原則である。だから公立学校の教員が起こした不祥事の場合はその自治体が賠償することになる。大津市のいじめで自殺した中学生の場合ももしも学校側の重大な過失が認定されれば、大津市が賠償するということになるわけだ。
記事の中にあった「再発防止を徹底する」という部分だが、そもそもそこまで注意力の足りない職員は普通はいないだろう。この職員に何か致命的な問題があるわけで、その解明こそが先決だと思うのである。彼が日頃通常の業務も遂行できないような問題職員で、懲罰的な理由で「草刈り」をさせられていて、その業務をさせられることの腹いせに小石をわざとはね飛ばして車を傷つけた・・・などというストーリーをオレはついつい憶測してしまうのだ。
もっともそれはオレのうがった想像であり、そのような不祥事ではないことが望ましいのは言うまでもないことだが。そのあたりのことは実際に草刈り機を操作したことのある方に小石がどの程度飛ぶのかをぜひご教示願いたいのである。
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