2013年11月18日(月) |
ビットコインは大がかりな詐欺である |
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ビットコインという仮想通貨がネット上に存在し、価格がどんどん上昇しているらしい。この仮想通貨は埋蔵量があらかじめ決められていて、自分のパソコンに専用ソフトウェアを導入して採掘するという方法で手に入られるのだが、かなりのハイスペックで専用マシンを使わないともはやその採掘には参加できない状態だという。そして麻薬取引やマネーロンダリングに使われるということもあって、どんどん価値が上昇しているらしい。
この仮想通貨の特徴は、政治によってその価値が左右されないということである。ドルも円もユーロも、その国の政治的状況によって価値が変動する。つまり「リスク」が存在するわけだ。しかし、ビットコインはバックとする政府がない。背後に政治的な介在がないのだ。そういう意味では理想的な仮想通貨でありWEBマネーであるともいえる。
なぜ今その価値が上昇しているのか。
ウィキペデアではこのように説明されている。
Bitcoin(ビットコイン)は2009年に作られた電子マネーである。中本哲史(サトシ・ナカモト)という正体不明の人物による論文に基づいている[1]。
Bitcoinは極めて低いコストでの決済(およびマイクロペイメント)を権力機関や発行者無しで平均10分程度の待機によって可能にする。ノードから別のノードへの貨幣の移動は電子署名された取引で行われ、P2Pネットワーク内の全てのノードにブロードキャストされる。初期の通貨流通や、二重支払いの検知のためproof of workシステムが用いられている。
さて、その価値が急上昇している原因は、中国にこのビットコインの取引所が作られ、大量のチャイナマネーが流れ込んでいるからだ。中国人が投機の対象としてこのビットコインの価格をつり上げているのである。値上がりするから買う。買ったらまた値上がりする。その繰り返してビットコインの市場価格は上昇してきたのだ。もちろんリアルマネーとの交換相場は流動的であり、どの国の政府機関ともつながっていないということは、価値が暴落した時にはなんの後ろだてもないということなのだ。
日本にもこのビットコインの取引所が開設され、マネーゲームに参加する者が増えてるという。しかし、果たしてその価値がいつまでも上がり続けるものだろうか。
こんなことを書くと「まだまだ上がるのに余計なことを言わないで!」と文句を言われそうだが、そもそもオレはこのWEB仮想マネーがもたらす将来の危機を、常識的なオレの判断で予想しているのだ。
流れ込んだチャイナマネーが、中国経済のバブル崩壊で一気にしぼんだときにこのビットコイン相場は終了する。そのときにどれほど多くの被害者が出ていることだろうか。もっとも自己責任でこのマネーゲームに参加した以上、被害者とも言えないのである。投資は常に自己責任だ。オレは目に見えないものにためらいもなく大金を投じることのできる人たちが信じられないのである。
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