2013年11月17日(日) |
子守してくれるアプリがあるのか! |
携帯用URL
| |
|
どうかお読みになる前に←応援のクリックをお願いします! m(_ _)m
スマホにはさまざまなアプリがあって、スマホを使える方は日々それで楽しんでおられることは周囲のスマホ使いを見ていればわかる。しかし、子守までスマホでできてしまうなんてオレは知らなかったのだ。読売新聞の記事を引用しよう。
スマホ子守やめて…アプリ頼み「触れ合い減る」
「スマホに子守をさせないで!」。日本小児科医会(松平隆光会長)は、乳幼児の心身の発達への影響が心配されるとして、来月から、スマートフォンの利用を控えるよう保護者に対し啓発活動を行う。
スマホの普及に伴い、絵本やパズルなど乳幼児向けのアプリも増えている。中には100万回以上ダウンロードされている人気アプリもある。スマホを子供に渡して、こうしたアプリで遊ばせたり、アニメの動画を見せたりして、放っておくケースもあるという。
東京都内の1歳児の母親(32)は、「子供が外出先でぐずると、つい渡してしまう」と打ち明ける。
今月1日には乳幼児向けアプリを企画・販売する企業が、乳幼児のスマホ利用のガイドラインを独自に作成した。「親子で会話をしながら一緒に利用しましょう」「創造的な活動になるよう工夫しましょう」など5項目で、ホームページで公表している。
ただ、日本小児科医会の内海裕美常任理事は「乳幼児期は脳や体が発達する大切な時期。子供がぐずるとスマホを与えて静かにさせる親がよくいるが、乳幼児にスマホを見せていては、親が子供の反応を見ながらあやす心の交流が減ってしまう」と指摘する。また、画面をなぞるだけの仮想体験を重ねることが、手の機能や五感を育むことに影響を与えかねないと心配する。
(2013年11月16日 読売新聞)
脳や身体が発達する重要な時期に、直接親があやすのではなくてスマホと遊んだ子どもはどんなふうになるのか。そのあたりはまだよくわかっていないわけでなんとも言えないのである。忙しい親がぐずつく子どもをおとなしくさせるのに安易な方法に頼ってしまうのもよくわかる。だっこしてもどうしても泣き止まない場合もあるだろうし、そんな時にスマホで遊ばせればすぐに落ち着くのならば、きっとその方法に頼る親もいるだろう。
小さい子どもの相手をすることは大変なことである。しかも時間がかかる。教師というのは生徒の年齢が下がるほど大変なんだとオレは思うのである。大学教授が一番楽で、高校、中学、小学校、幼稚園とどんどん仕事が大変になり、保育所や託児所がもっとも苦労が多いのではないかと思うのだ。
そんな大変な「子育て」という役割をどのように工夫するか。IT機器が何らかのよい効果をもたらすのならばそれは大いに活かされるべきであるし、研究の余地は大きいと言える。
子どもの頃のオレはよく家で一人遊びしていたなあと思う。まだ幼稚園くらいの頃だ。仕事から両親が帰るのが遅くて、本を読んだり、粘土でいろんなものを作ったり、とにかく一人で遊ぶ時間が長かった。もしもスマホみたいなものがあればきっと熱中していただろうと思うのである。当時はまだファミコンなどなかった。ゲーム機があればやはり熱中していただろう。本を読む習慣は他にすることがなかったから身についたとも言えるのだ。だったら子どものスマホ遊びもなんらかの学習にうまくつながれば・・・と願うのである。
スマホで子守をしてくれるアプリ「乳母(めのと」とかが発売され、それが母親以上に子どもをうまく育てることができるということになればなんだか面白いような気もするのである。
←1位を目指しています! m(_ _)m 投票博物館