2013年10月17日(木) |
警察ではなくて賢察ですか? |
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日本人は免許証や健康保険証を偽造するなんて普通は考えつかない。精巧に作られていて、偽物を作っても見破られると思うからだろうか。しかし外国ではそうした証明書類は作りが雑なので簡単に偽物が作られてしまう。その感覚で日本にいる外国人が偽造の証明書を作って行使しようとすると、日本人に簡単に見破られてしまうのである。特に漢字は難しい。オレの運営する株式掲示板によく中国人が詐欺サイトに誘導するための迷惑書き込みをしてくるが、そこによく中国の簡体字が使われてるのですぐに「詐欺サイト」だとバレる。彼らは日本では中国と別の漢字が使われてることを知らないのだろうか。
偽造した仮免許証を使って携帯電話をだまし取ろうとした連中が逮捕された。朝日新聞の記事を引用しよう。
ああ偽造ミス…仮免許証に「賢察本部長」 容疑者逮捕
写真:正規の仮運転免許証(左)と偽造された免許証。「警察」の文字が「賢察」になっている=中署提供
偽造した仮運転免許証を使って携帯電話を購入しようとしたとして、愛知県警中署などは15日、フィリピン国籍で名古屋市中区新栄1丁目のアルバイト、バルダノ・ベネディクト容疑者(27)を偽造有印公文書行使と詐欺未遂の疑いで逮捕し、発表した。容疑を認めているという。
仮運転免許証は、運転免許を取得する際、路上教習などに必要な証明書で、自動車教習所が保管するのが一般的。中署は「つくりが簡単なうえ、余り目に触れることがなく真偽がわかりにくいため、偽造したのでは」と話しており、入手経路などを調べている。
発表によると、同容疑者は9月17日、同市中区の携帯電話販売店で、県警本部長の公印を模した印影がある偽造の仮運転免許証を身分証として提出し、携帯電話をだまし取ろうとした疑いがある。仮免許証に印刷された「愛知県警察本部長」の文字が「愛知県賢察本部長」などとなっているのに店員が気付き、110番通報したという。
名古屋市内の携帯電話販売店では最近、仮運転免許証を使って携帯電話をだまし取る被害が数件発生しており、県警は注意を促している。
「警察」が「賢察」になっていたのである。意味を考えるとなんだかおかしいのである。
世間にはそうした誤変換なのか、あるいは馬鹿だから書いている本人が気づかないのかという漢字の間違いが時折存在する。たとえば「徐行」と書くところが「除行」になっていたりとかである。もちろん意味はそれなりに通じるのでそれほど困らないわけだが、ときどきクスッと笑いたくなるようなほほえましい誤変換もある。この「賢察」は、もしかしたら警察へのあてこすりというか、「もっと賢くなってくれよ」という願いを込めた誤変換のような気がしてなんだかおかしかったのである。
偽造品の中には、相手をおちょくるためにわざと一部を本物とは違うようにしてあるものもないことはない。たとえば偽札の肖像画をすり替えておくとかである。そうしたお笑い偽造品の一つとして考えた場合、この「賢察」もかなり味のある偽造品だと言える。
しかし、その偽造品を転売用の携帯電話を入手するというくだらないことに使おうとしたこのフィリピン人にはどんな罰が科せられるのだろうか。日本の刑務所は外国から見れば天国だと言われている。快適な生活が与えられるならこのフィリピン人は全く反省しないだろう。
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