2013年09月12日(木) |
2020年の東京オリンピックは暑すぎる! |
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体育の日が10月10日だったのはなぜか。その日に1964年の東京オリンピックが開幕したからである。涼しくてちょうどいい時期にオリンピックは開催されたのである。ところが2020年の東京オリンピックはなんと7月24日に開会式をするという。なんということだ。よりによって日本に一番暑い時期に開催するのである。外国人観光客にとって夏の日本の暑さは耐えがたいものとなるだろう。いくら「オモテナシ」の精神で観光客を誘致しても、一年で最悪の季節であることはいかんともしがたいのである。
マラソンはどの時間帯に走らせるのか。昼間に走るならきっと熱中症で多くのランナーが倒れるだろう。他の種目も同様である。昼間の屋外はとても運動できるような環境ではないのである。その苦しみは観客も同様だ。冷房の効いた室内以外での競技は不可能に近いとオレは思っている。
日本の気候風土を考えれば日程は秋にした方がいい。そもそもなんでこんな日程になっているのかというと、アメリカの都合なのである。他のスポーツの開催時期と重なっていた場合、テレビの放映権料が値下がりしてしまう。7月から8月にかけての時期ならば、アメリカンフットボールもバスケットボールもシーズンオフでカチあわないという理由でその時期に夏季オリンピックを行うのである。そんなものはすべてアメリカの勝手である。日本でやるオリンピックなんだから、日本の都合を優先すればよいのである。ヨーロッパやアメリカの方たちがちょうどいい時間帯に放映できるようにと変な時間に設定されれば、困るのは時差の調整に追われる選手たちである。
「オリンピックは秋にやれ!」
というオレの主張はおかしいだろうか。商業主義に凝り固まって拡大の一途を続けてきた五輪もそろそろ見直しの時期に来てるとオレが思うのだ。
2020年の五輪観客の中に熱中症で倒れるものが続出すればどうするのか。これまでに開催されたオリンピックの中で、赤道直下の暑い国で行われたものはなかったはずである。そうした暑さを経験したことのないオリンピックが、日本の夏という熱帯よりもむし暑いとされる異常な気候を乗り越えないといけないのである。この大変さを今回の投票に加わったIOC委員たちは理解していたのだろうか。おそらくそうしたネガティブな情報は与えられないままだったのではないか。
アメリカのゴールデンタイムに合わせれば日本時間の早朝ということになる。その時間に視聴率を稼げる人気のある競技が実施されるわけだ。選手たちはどうやってコンディションを調整するのだろう。もっともマラソンが午前5時スタートだったりしたら、それは猛暑を逃れるためにはいいことかも知れない。ここで「アメリカの視聴者の都合」と「猛暑対策」が利害の上で一致して、選手たちにとっては理不尽なタイムテーブルが組まれるかも知れないのである。オリンピックにゼニがかかることを考えればそれも仕方がないのである。
国立競技場は空調完備の全天候型屋根付きドームに生まれ変わるのだろう。オレは建築物には興味があるので、どんな建物になるのかは見てみたいと思うのである。
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