2013年07月02日(火) |
参議院選挙を前に改めて反原発を訴える |
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どうやら参議院選挙は自民党圧勝というムードの中で終始しそうである。もちろんその予測を覆すつもりはない。ただ自民党は原発推進であることを考えれば、オレはあえて原発廃止を主張する党に投票したいと思うのである。
もしも発電の手段が原発以外にないのならば危険を承知で使うしかないだろう。しかし発電の方法はいくらでもある。石炭のような安価なエネルギー源からでも発電は可能だ。それよりもオレは言いたいのだ。たかが発電くらいしかできない原子力というエネルギー源にどうして頼ろうとするのかと。なんであんな面倒なものを積極的に使おうとするのかと。
火力発電によって二酸化炭素が排出され地球温暖化促進になるのならば、その分森林面積を増やして二酸化炭素を吸収できるようにすればいいだけである。国土面積の中で森林を増やすことは国益にもつながる。少子化によってこれからどんどん土地は余るわけだし耕作放棄地も増えていく。日本の気候ならば荒れ地のままに放置するだけでいずれそこは森林になる。もっともちゃんと植林してやれば思い通りの森ができるわけで、どんどん照葉樹林を増やせばいいのである。高速道路のインターチェンジなどの周辺にある空き地にはぎっしりと植林すればいい。とにかく日本中の遊休地をすべて緑で覆い尽くし、高速道路の側壁もビルの壁面もみんな緑化してしまい、日本中を緑のじゅうたんでしきつめるようなことを実行すれば良いのである。その上で火力発電所を増設して電気をまかなうのだ。それでいいじゃないか。
今もしも国民投票を行って原発を推進するか停止するか決めれば、確実に反原発派が勝つだろう。だから自民党政府はそんな投票はさせたくないだろうし、選挙の争点も原発にはしたくないに決まってる。
自民党は今回の参議院背挙の争点を「経済問題」にしたいようである。そのためにはすべての原発を再稼働させて産業界に豊富なエネルギー源があることを約束する必要がある。原発再稼働は「アベノミクス」の構成要件の一つなのだ。
原発から排出される核廃棄物をどうするのか。原発を稼働させればどんどん生み出されるプルトニウムをどうやって処理するのか。その問題は解決しないままなのである。再処理工場を建設して循環の仕組みを作ることの前にはまだ解決すべき課題が多く残っている。そもそも人類が数万年も存続することを前提とした再処理の行程が無意味だ。そんなに長く人類の文明が続くと思ってるのだろうか。1万年もあればその間に大きな地殻変動が起きて原発なんていとも簡単に破壊されてしまい人類が滅びることは確実だ。
人類はいずれ滅亡するだろう。その原因としてオレは長いこと核兵器を使った戦争が起きて滅亡すると予想していた。しかし、核兵器を戦争に使用するということは冷戦体制の終了とともに消滅した。アメリカと中国が覇権をかけて戦争をするなんてことはないだろう。中国は日本以上に実は親米国家だし、ゼニにならないことはしない。そうやって考えれば人類滅亡のシナリオは世界中に無数に存在する原発が次々と崩壊して起きると考えた方が現実的である。
日本で原発を停めたとしても、きっと中国韓国の原発が大事故を起こすだろう。もちろんそれは日本政府のせいではないし、そこで抗議したところでもはや取り返しのつかない自体になっていることが予想される。大規模な地殻変動が過去に起きている以上これからだって当然起きるわけだ。そのときに原発なんてちゃちなものが耐えられるわけがない。
オレは人類の滅亡を否定しない。自分が生きてるうちには滅亡しないと思うが、その後にきっと滅びの日がやってくる。ただその原因の一つが原発だということは確信しているのだ。
もちろん参議院選挙で「原発をやめて人類滅亡を防ぎましょう!」と主張しても鼻で笑われるだけである。現実的な争点にしか有権者は耳を貸さないだろう。ただ確実に言えることは、福島原発周辺地域には二度と人が住めないということだけである。その上で原発を続けるのかやめるのか、その二択問題だとオレは思うのだ。
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