| 2013年05月25日(土) |
息子のキャバクラ代は親が払え！ |
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息子のキャバクラ代は親が払え！
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キャバクラで豪遊したゼニを支払わずに踏み倒す方法があるのだ。それは、支払時に使用したカードが「盗まれたもの」だったことにすればいいのである。家族の間でカードを交換して使い、それで高額請求が来たときに「勝手に盗まれて使用されたのだ！」と主張すれば、あーら不思議、馬鹿裁判官はその主張をそのまま認めて「本人確認をきちっとしなかった店が悪い」という判決が下るのである。
父親の財布からアメックスのカードを盗んでキャバクラで豪遊した１６歳のくそガキ。彼は日頃どんな生活をしていたのだろうか。まっとうな高校生ならばこんなことをするわけがない。まっとうじゃないヤツだからこそ、こんなとんでもない浪費ができるのである。読売新聞の記事を引用しよう。
１６歳のキャバクラ代４７０万円請求認めず
「店に落ち度」京都地裁判決
１６歳の次男にキャバクラ店でクレジットカードを勝手に使われ、計約５５０万円の飲食代を請求された京都府亀岡市の４０歳代の父親が、４店とカード会社を相手取り、支払い義務がないことの確認を求めた訴訟の判決が２３日、京都地裁であった。橋詰均裁判長は、年齢確認を行わなかった店側の落ち度を指摘、カード会社への約８０万円の支払いを除く約４７０万円の請求を認めない判決を言い渡した。
判決によると、次男は２０１０年１２月、父親の財布からクレジットカードを盗みだし、キャバクラ４店に通って高級シャンパンやブランデーを注文、カードでの支払いを繰り返した。１店で約２５５万円を使った日があり、グラスをピラミッド状に積み上げ、上からシャンパンを注ぐ「シャンパンタワー」という演出を注文したこともあった。
判決は「店側は風貌から次男が未成年と疑われるのに、年齢確認をあえて行わなかった」と認定。さらに、次男に思慮が足りないことに乗じて高額な飲食代金を請求したことは公序良俗に反するとして、店側の全額の請求が違法だとした。
ただし、クレジット契約上、家族がカードを勝手に使った場合でも支払いは免責されず、父親は、過度に高額ではなかった１５回分の決済（計約８０万円）については支払う義務があるとした。
（2013年5月24日 読売新聞）
一回の支払いに２５５万円ということもあったというこの豪遊ぶりなんだが、店の方はきっと「いいカモがきた」と思っていたのだろう。しかもカード払いなのでとりっぱぐれもない。まさかその父親というかカードの名義人が訴訟を起こして代金を踏み倒されるなんて思いもよらなかったに違いない。店はリスクを冒してぼろもうけのチャンスを狙い、結果的に失敗したというのがこの事件の真相だとオレは見ている。
馬鹿息子が勝手に自分のクレジットカードを持ち出して豪遊したことを知った父親は息子に対してどんなしかり方をしたのだろうか。悪いのは１６歳の身でありながら堂々と飲酒して豪遊しているこのくそガキであり、店が金儲けのために客を選ばずに種類を提供するのとどちらの落ち度が大きいのだろうか。
明らかに未成年の客に酒を提供した結果、その客が飲酒運転の事故を起こした場合、酒類を提供した店側の責任を問う判決がすでに出ている。つまり法律は店ではなくてくそガキの側にたっているわけだ。
それにしても１６歳でこういう悪い遊びを覚えたくそガキが、将来どんな大人になっていくのか興味津々である。なぜ顔写真や名前を出してくれないのかと残念に思うのである。写真を見れば、店が未成年であるとわからなかったのか、わかった上で提供したのかの判断がつくからである。こういう事件は写真付きで報道してもらいたいのである。
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