2013年05月18日(土) |
ジェットコースターには正しく乗りましょう |
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すべての乗り物は正しい利用の仕方を守ってこそ便利で安全で楽しいものである。そして、その正しい利用の仕方が守れないようでは利用する資格はない。それは子供でも大人でも同様である。動物園に設置された子供用のジェットコースターに乗っていて、怖がって立ち上がるような子供がいたらこんなことになるのだ。
5歳児転落、緊急停止のジェットコースターから
17日午後2時20分頃、神戸市灘区の市立王子動物園内の遊園地で、ジェットコースター(定員20人)に乗っていた大阪府豊中市の男児(5)が約2メートル下の地面に転落した。
男児は右ひざに軽いけが。
兵庫県警灘署の発表などによると、コースターは全長63メートルのコースを約45秒で3周する。3周目に男児が座席で立ち上がっていることに気づいた職員が、コースターを緊急停止させたところ、男児が転落したという。
コースターに身長制限はなく、5歳以上なら1人で乗車できる。体を固定する安全バーに問題はなく、同署は男児がバーをすり抜けて立ち上がったとみている。男児は幼稚園の親子遠足で来園していた。
事故を受け、同園はこのコースターの運休を決めた。
(2013年5月17日20時41分 読売新聞)
親子遠足で来園とあるが、この時にコースターには一人で乗っていたのだろうか。隣にこの子の親は乗っていなかったのだろうか。隣に親がついていたのならば、乗車中に静かに落ち着かせるのは親の義務ではないのか。そこで緊急停止させた係員の判断は間違ってなかったと思うし、転落したのはこの男児(そしてその付き添いの大人)の自己責任である。子供同士で乗らせていたのならばその乗り方を是とした幼稚園側の責任が問われるべきであろう。
幸い今回の転落事故は軽いけがで済んだわけだが、もしもこれが死亡事故などになっていればコースターの運行停止や遊園地の閉鎖にもなりかねず、施設側の落ち度がないだけにオレとしては納得がいかなかったと思うのである。
ここでこの子の親がまっとうな判断のできる大人ならば、我が子のしでかした不始末をお詫びするために王子動物園の園長に面会を求め、きちんと謝罪するだろう。しかし、いわゆるクレイマーならば、「なぜ緊急停止させた!」などと文句をつけるために訴えるだろう。
ディズニーランドやUSJのような巨大テーマパークに客を奪われ、従来型の小さな遊園地はどこも経営環境が厳しいのである。その中で必死で生き残りをはかってるというのが現状なのだ。そんな中で起きたこの転落事故である。オレが心配するのは日本中の遊園地で、利用者の不適切な乗り方のためにせっかくの施設が運行停止に追い込まれたり、結果的に収入源につながって遊園地の閉鎖につながるということである。
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