2013年03月23日(土) |
線路に入ればはねられるものである |
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線路に立ち入れば危険だ。電車がくればはねられる。そんなことがわからないのはせいぜい3歳くらいまでであり、それ以上の年齢ならばはねられるのはすべて自己責任である。ましてや中学生が線路に入って電車にはねられるというのは馬鹿すぎて話にならない。いくらJR和歌山線が本数が少ないとはいえ、電車が来たら逃げられない線路を歩いて渡ろうとするなんてどう考えても危険すぎるのである。
読売新聞の記事を引用しよう。
鉄橋の線路に入りはねられる、中学男子2人死傷
22日午後4時20分頃、奈良県王寺町葛下(かつしも)の葛下川(かつげがわ)にかかるJR和歌山線「葛下川橋梁」で、町立王寺中2年の男子生徒2人が奈良発王寺行き上り普通電車(2両)にはねられた。
同町舟戸、金森星吾君(14)が即死。もう1人の生徒(14)は、はねられた後5メートル下の川に落ち、救助されたが、左腕骨折などの重傷を負った。
県警西和署などによると、現場は鉄道専用の鉄橋。2人は「川のコイを取る」と言って線路に立ち入り、対岸に向かっていた。同校はこの日が終業式で、金森君らはバスケットボール部の活動の後、部員4人で現場付近に来たという。
鉄橋には、人が入れないように高さ約1・5メートルの柵が設けてあるが、北西側だけは柵がなく、金森君らは、ここから線路内に入ったとみられる。
電車の男性運転士(55)は約200メートル手前で2人に気付き、急ブレーキをかけたが間に合わなかったという。乗客約80人にけがはなかった。
(2013年3月22日22時51分 読売新聞)
今回の事故の最大の被害者は電車の乗客である。線路に立ち入った少年を避けようとして電車は急ブレーキをかけたわけだ。もちろんその時の乗客はその急ブレーキに驚いて中にはバランスを崩して倒れた者もいたかも知れない。走ってる電車が突然急停止するのである。乗客の中にけが人は本当にいなかっただろうかとオレは心配になる。もちろんその責任は線路に立ち入った少年にあるわけで、未成年だから親に賠償責任があるのだ。
だから記事の中に「乗客約80人にけがはなかった。」と書かれているのを読んで安堵するのである。
中学生でありながら、線路に入って電車にはねられるという行動はまことに恥ずかしい。幼児ならしかたがないのだが、少なくともその程度の分別もなかったのかとオレはあきれてしまうのである。行動の幼稚さは小学生以下であるとオレはあえて言いたい。恥ずかしい行動なのである。
今回の事故の原因は、その線路に外部から入れる状態だったからなのだろうか。もしも死亡した生徒の遺族が「柵がなかったから入った。JRには管理責任がある!」と主張して損害賠償を求めたならば、裁判官は正しい判断を下すべきである。まあそんな言いがかりのような訴訟を起こすのはアメリカ人や中国人ならわかるが、日本人ならば「恥の精神」はわきまえていて欲しいのである。
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