2013年02月08日(金) |
競馬ファンはみんな懲役刑だそうです |
携帯用URL
| |
|
どうかお読みになる前に←応援のクリックをお願いします! m(_ _)m
税金というのは恒常的な収入や資産に対して課税されるものであり、たまたま手に入った一時的な収入やギャンブルの勝ち金に対して課税すべきではない・・・というのがオレの主張である。それは「 2012年11月30日(金) 国税庁は競馬をつぶすつもりである 」という日記にも書いた。橋下市長は大阪にカジノを作りたいそうだが、もしもカジノの勝ち金に対してこのように課税されるのならばなんと無粋なことだろうか。入場時と退場時に持ち金を申告させられて、増えていればその分に対して税金をとられたり、もっとひどくなると遊んだ記録の提出を求められ、勝った回数分だけ税金をぼったくられるのならどうか。そんな馬鹿げたカジノは世界の笑いものとなってすぐにつぶれてしまうだろう。
その馬鹿げたことをしようとしてるのが大阪国税局であり、そんなルールを定めてるのが国税庁である。この常識はずれの課税方式は世界の笑いものとされるだろうし、こんな課税ルールのある国でそもそもカジノなど営業できないことになる。負けて帰る客でさえもその日の勝った勝負に関して税金を払わないといけないのだからだ。
国税庁がクソでもあっても、検察庁にまともな常識のわかる人間がいればそんなむちゃくちゃな課税を笑い飛ばすと思ったが、どうやらそうではなかったようである。なんと大阪地検はこのむちゃくちゃな課税を認め、懲役1年を求刑したのである。いくら証拠物件の改竄やでっち上げで名高い大阪地検であっても、この馬鹿げた課税に対してはまっとうな判断を下してくれるだろうと思ったがどうやら甘かったようである。
競馬脱税、懲役1年求刑
競馬で得た所得を確定申告しなかった大阪市の男(39)が所得税法違反罪に問われ、外れ馬券の購入費を経費に認めて税額を計算できるかどうかが争われている脱税事件の論告求刑公判が7日、大阪地裁(西田真基裁判長)であり、検察側は懲役1年を求刑した。
男は2009年までの3年間に繰り返し計約28億7000万円を馬券購入につぎ込み、計約30億1000万円の払戻金を得たため、実質的なもうけは約1億4000万円だった。
所得税法は「収入を生じた行為のために直接要した金額」を必要経費と規定。大阪地検はこれに基づき、当たり馬券の購入費約1億3000万円のみを経費として払戻金から差し引き、もうけの20倍に当たる28億8000万円が課税対象に当たると判断して起訴。脱税額ももうけを大幅に超す約5億7000万円に上った。
弁護側は「一生払いきれないほどの課税は違法で、外れ馬券も経費に認めるべきだ」と主張。課税処分の取り消しを求めた民事訴訟も係争中だ。
競馬や競輪による所得は「一時所得」に当たり、一定額以上は課税対象となる。(共同)
ギャンブルは娯楽である。もしもすべてのギャンブルに対して課税するならば日本で最も売り上げの大きいパチンコの勝ち金に対して課税すべきであり、その業界を全く放置したままで他のギャンブルに課税するというのは理不尽である。しかもこの課税ルールを実際に適用すれば、競馬で勝てる人は誰もいなくなってしまうのだ。競馬ファン全員がきちっとルールに従って納税するならば、JRAの年間売り上げ約2兆円のうち、25%が控除された残りの1兆5000億円が払戻金になるわけだが、その半分に税金がかかるとすれば7500億円が課税対象となる。雑所得として20%の税を払うならば1500億円である。この金額すべてに課税するというのが税の「公平の原則」ということになる。競馬ファンの人口が100万人ならば、平均で一人当たり15万円という税金を払わないといけないことになる。そんな実現不可能な徴税ルールは即刻廃止しろというのがオレの主張だ。
しかも競馬の場合、売り上げの25%をピンハネされた残りが払戻金なのだが、このピンハネ分にはちゃんと国の取り分もある。オレの解釈ではその部分こそが「課税」であり、もしも競馬からもっとたくさんの税金を取りたいのならばその国の取り分の比率を変えればよいのである。
この競馬に関する課税ルールを守って税金を払ってる競馬ファンの話は聞いたことがない。基本的に誰もそんな馬鹿馬鹿しい税金は払ってないのである。いま競馬を楽しんでる人は全員脱税犯であり、大阪地検の見解では懲役刑に相当する。
今回の裁判に関して、農林水産省からJRAに天下りしてる税金泥棒の連中はなぜ公式の場で発言しないのか。どうしてJRAを擁護しないのか。こんな課税ルールを適用すれば誰も競馬を楽しめなくなってしまうとなぜ抗議しないのか。競馬という伝統を守れないクソどもにJRAの幹部の資格があるのか。
すべての競馬ファンを犯罪者にしてしまう大阪地検の野望はなんとしても阻止しないといけない。そしてこの馬鹿げた課税を主張した大阪国税局の馬鹿の名前をさらし者にして、「やさしい算数もできない馬鹿」ということでクビにしてもらいたい。
←1位を目指しています! m(_ _)m 投票博物館