2012年12月24日(月) |
こんなところから覚醒剤を見つけるとは! |
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日本が輸入するすべてのものを検査するのは困難だ。国際郵便で覚醒剤が送られてきたのをどうやって見つけるのか。そして輸入する物資の全てをチェックできるのか。今回福岡で110キロもの覚醒剤が重機の中から発見されたわけだが、それを見つけた方々の努力には本当に敬意を払いたいのである。こんなところから見つかるなんて・・・とオレは驚いたのだ。朝日新聞の記事を引用しよう。
重機から覚醒剤110キロ 国際的な大規模密輸か 福岡
覚醒剤が隠されていたロードローラー=23日、福岡市博多区
九州厚生局麻薬取締部と門司税関の合同捜査本部は、福岡市の博多港に陸揚げされたコンテナ内の重機の中から覚醒剤約110キロ(末端価格約88億円)を発見し、押収したと23日発表した。関係者とみられる男5人を麻薬特例法違反(規制薬物としての所持)の疑いで逮捕、送検した。
隠されていた覚醒剤を抜いて害のない代替物と入れ替えて運ばせる「泳がせ捜査」で、5人が代替物を持っていることを確認した。
逮捕されたのは、佐賀県神埼市神埼町、輸出入関連会社経営北村竜次容疑者(37)と、米国、カナダ、ベトナム、セルビア国籍の33〜51歳の4人。全員が容疑を否認しているという。
110キロもの覚醒剤をさばくルートを、この連中は確保してるのである。だったらそれをきちっと解明して、上部組織を壊滅に追いこむことがなぜできないのか。「容疑を否認している」なら、なぜ「すべて話せば無期懲役、話さないと死刑」というふうに司法取引できないのか。オレはこういう事件が発生するたびに思うのである。そんな大量の覚醒剤があれば、どれだけ多くの人間が廃人にされてしまうのだろうか。それによって発生する被害の大きさを思えば、密輸に関わった人間は全員死刑にすべきだととオレは思うのだ。それこそ法律を改正して、麻薬や覚醒剤に関わった連中の罰を重くするように政府は動いて欲しいのである。
なぜ末端しか取り締まれないのか。おそらく元締めの暴力団と警察や政治家とはなんらかのパイプがあって、そこには踏み込めないという事情があるのだろう。オレはそれが歯がゆいのである。
麻薬を密輸する元締めにとって、運び屋の人間というのは使い捨てである。もしも検挙されても被害が少ないように少量ずつ運ばせる。しかし、今回のような大量密輸ならば仕入れ側も大きな打撃を受けているはずだ。これだけを買い付けるにはある程度まとまった資金が必要であり、仕入れ先の組織にはおそらくゼニは支払われてると思うのである。そうした密輸の資金決済がどこでどのように行われているのか。オレはかなり興味が湧くのだ。そして、ゼニの流れの中で、もしも現金の受け渡しではなくて通常の振り込み操作などが起きているのならば、入出金の記録を追跡することで証拠をつかむことができそうな気がするのである。
もっともオレが以前から書いてるように、日本の司法当局に「元締めを検挙する」という意志が欠けている以上、そういうちゃんとした捜査はあまり期待できない。あまり取り締まって商品が欠品になると困るのである。
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