2012年11月06日(火) |
使ったキップをリサイクルだ! |
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回収されたきっぷはその後どうなるのだろうか。当然焼却処分などで跡形もなくなるのだろうとオレは思っていた。紙ゴミといっても磁気テープもくっついてるので簡単にリサイクルできないだろう。しかし、「もう一回使う」というやり方で積極的にリサイクルしている方が大阪市交通局にいたのである。
回収の切符再利用、49回不正乗車の地下鉄駅員
大阪市交通局は5日、市営地下鉄千日前線新深江駅(大阪市東成区)の男性駅員(45)が7〜11月、乗客の使用した切符を回収して再利用するなどの不正乗車を49回繰り返し、正規運賃2万2830円の支払いを免れていたと発表した。
同局は懲戒処分する方針を示す一方、「駅員が弁済の意向を示している」として、警察への被害届提出は見送るという。
発表によると、駅員は、自動改札機で回収された使用済み切符が、利用当日なら再利用できるのを悪用。新深江駅への通勤などの際、同駅の回収済み切符を取り出して再利用し、正規の運賃を払わなかったほか、磁気カードの書き換えなども行っていた。
今月2日、公務用の乗車証を通勤に使っているのに上司が気づき、一連の不正が発覚した。同局の調査に「家のローンがあり、金に困っていた。申し訳ない」と話しているという。
(2012年11月5日23時17分 読売新聞)
いやはや。たった49回2万2830円とはいえ、これはちょっと恥ずかしい行為である。ただ、本当にこれだけの金額しか不正を行っていないのかとも思うし、この単純な方法をやっているのがこの一人だけだろうかともオレは思うのだ。
地下鉄には自動改札以外に有人の改札がある。そこを無札の同僚が通過しようとしたときに「顔パス」でそのまま通過を認めるようなことは100%ないだろうか。お互いが暗黙の了解でそれを認めていれば、みんなが無札で通過し、地下鉄に限って言えば職員は常に無賃で乗れるということになる。
もっともこれはオレのつまらない憶測で、そこまで腐敗しているわけがないと言われそうだが、通勤に地下鉄を使う場合は定期券をちゃんと購入しないといけないというルールは実は今回の記事を読むまでオレは知らなかった。大阪市交通局の職員は地下鉄はすべてフリーパス、家族もフリーパスくらいに思っていたので、「ちゃんと払っていたのだ!」と逆に驚いたのである。
以前に喫煙で処分された方が確か有期の停職処分だったと思うが、今回はどんなペナルティになるんだろうか。停職3ヶ月くらいで済むのだろうか。カネに困っていたからこのような犯行に及んだわけで、停職期間に給料が入ってこないともっと困ることになりさらに追いつめられるわけだが、もちろんそれも自業自得でありしかたがないのである。
使用済みキップという大量の紙ゴミの行方がどのようにリサイクルされているのか。そんなことはオレは全く知らない。実際のところはどうなのだろうかと少し興味が湧いたのである。
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