2012年09月07日(金) |
CBX400を復活生産させよ! |
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国内のオートバイ市場は縮小の一途をたどっていて、最盛期の2割くらいになってしまったわけだが、全く不人気になったのかというとそうでもない。若者は確かにオートバイに乗らなくなったのだが、オッサンたちは逆に乗る人が増えているのである。そんなオッサンたちのあこがれのバイクが、ホンダCBX400Fなのである。かつての名車に乗りたいというオールドファンが多いためにとてつもなく高値で取引されているのだ。なぜ再生産しないのだろうか。オレはそれがとっても不思議なのである。
読売新聞の記事を引用しよう。
盗まれすぎて…名車CBX、盗難保険に入れず
30年前に生産を終了したホンダのオートバイ「CBX400F」(400cc)の盗難が相次ぎ、所有者が盗難保険の加入を拒否される事態となっている。
今も市場では発売当時の10倍の価格で取引される人気車で、盗難率も他車種の3倍との情報もある。全国のバイク盗難件数は昨年で約6万7000件に上っているが、特定車種のみが保険加入できないのは異例だ。
中古バイク専門店などによると、CBX400Fは40歳代のファンを中心に根強い人気を誇る。人気絶頂の頃に生産が終了したことで希少価値が高まり、古いブランド車に乗るようなステータス感も生まれているといい、生産当時の販売価格48万円が、現在は平均で150万円前後。状態の良いものだと500万円で売買されている。
盗難も全国で多発しているとされる。車種別の盗難件数の統計はないが、車台番号が改ざんされて転売されたり、解体されて補修部品にされ、ネットオークションに出品されたりして出回るケースが多いという。
バイクの盗難保険を取り扱うロードサービス会社大手「JBR Motorcycle」(名古屋市)によると、CBX400Fに乗る顧客が盗難に遭う割合は一般車種の3倍で、昨年には、提携先の損保会社から、この車種についての盗難保険契約を拒否された。
保険加入できない車種はほかにはほとんどなく、JBR社関係者は「CBXに乗る人のほとんどは保険に加入できない状態」と話す。
(2012年9月6日15時05分 読売新聞)
あまりにも人気がありすぎて、盗難保険にも入れないのだという。盗難に遭う率が高すぎるからである。所有者は保険に入れないという悲惨な状況が続いているのだ。なぜメーカーはそのことを商売に利用しないのか。作ればきっと売れるはずである。それなのになぜ再生産しないのだろうか。
バイクだけではなくてクルマも同じである。昔のクルマにはすぐれたデザインのものがたくさんある。1969〜78年に生産されていたS30型フェアレディ240Zなんかをリバイバル生産すればきっとかなり売れるはずだ。1万台限定生産とかで一台500万円くらいならオレは必ず買うぜ。トヨタだって昔のクラウンを限定販売したじゃないか。日産もやってくれよと思うのである。
光岡自動車が作ってるような、市販車を利用した外側だけのクルマでもいい。雰囲気だけ似せたようなスポーツクーペで十分だ。そもそも性能をよくしたところで、日本にはそれを活かせるような道路がないじゃないか。少しスピードを出せばすぐに捕まってしまう。そんな国で走りを楽しむことは土台むりなのである。だったら外観の美しさや雰囲気だけでもいいじゃないかという気もするのだ。
若者がクルマを買ってくれない今、売れる車を作ろうと思ったらオッサンたちが買いたくなるようなものを出すしかないのだ。クルマもバイクもかつてのような若者のデートの必需品ではなくて、オッサンたちのオモチャになっているのである。だったらそういうコンセプトで商品開発をするべきなのだ。
それにしてもこのCBX400Fの中古価格には驚いた。500万円なんてめちゃくちゃじゃないか。それならレプリカを作ってじゃんじゃん売れよと思ったのである。
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