| 2012年09月01日(土) |
なぜ教師への処分は甘いのか？ |
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オレは教師というまっとうな稼業についているわけだが、世間にはこの仕事をしているにもかかわらずとんでもないヤツらが大勢いるらしい。その事例を紹介しよう。NEWSポストセブンの記事である。
破廉恥教師 校内性行為で停職3か月、下半身露出が停職6か月
2012年8月28日(火)16時0分配信 NEWSポストセブン
2010年度、公立学校において懲戒処分（免職、停職、減給、戒告）を受けた教師は905人。不祥事を起こして「訓告」を受けた教職員は3397人。「諭旨免職」となった2人を加えると合計は4304人となる。
2011年4月以降に懲戒処分となった5つの事件を見てみよう。
●大阪府泉南市立小学校教諭（28歳と29歳）
同じ学校に勤務する2人の教諭が、学校内で複数回、セックスをした。男性教諭は不倫だった（停職3か月）
●堺市立中学校教諭（51歳）
2008年10月〜2010年10月、自らが開設したネット掲示板にわいせつ画像を掲載。わいせつ図画陳列容疑で逮捕（停職6か月）
●神戸市立高校女性教諭（40代）
2010年7月〜2011年6月、男子生徒を体育館に呼び出し、キス。携帯メールで「チューしたい」「ギュッとして」などと送信（免職）
●岡山市立横井小学校男性教諭（27歳）
2012年4月、知人を介して知り合った15歳の女子高生に対し、18歳未満と知りつつ、自宅でわいせつ行為をして逮捕（免職）
●広島市立翠町中学校男性教諭（23歳）
2011年12月、出勤途中の路上で、登校中の小学女児3人に対し下半身を露出。公然わいせつで現行犯逮捕（停職6か月）
※SAPIO2012年8月22・29日号
学校内で教員同士が性行為をするなんて、そりゃどちらもクビに決まってるだろう。ふざけるなよ。しかも男性側は妻帯者だったという。もうどうしようもないヤツである。それが停職３ヶ月とは軽すぎだぜ。
わいせつ画像をネットに掲載、これも免職が相当だ。公然わいせつの露出狂馬鹿もなんで「停職」で済ませるのか。こんな変態は死刑だろう。
女子高生とわいせつな行為に及んだ小学校教諭は・・・ これは微妙だな。年齢差はあってもそれが「本気の恋愛」だった場合は果たして処罰がふさわしいのかとオレは時々疑問に思うからだ。そういえば新潟県だったっけ、中学の新任教師が教え子の中学生の卒業後に結婚したのに、交際を問題視されてクビになったというのがあった。恋愛・結婚をするのは基本的人権であり、しかも結婚したと言うことからそれはまじめな気持ちであったことがわかる。相手が小学生や中学生だったら問題だが、実際の所女子高生とつきあってる大学生や社会人も多いので微妙な問題という気もするのだ。まじめな恋愛とそうでない交際をそもそも第三者が判断するのも困難なわけで、不真面目な気持ちでつきあい始めたのにいつのまにか心から愛し合うようになる場合もあるから困るのである。
男子生徒にキスした４０代の高校女教師・・・・うーんこれはちょっと笑ってしまうのである。４０代のきもいオッサンが女子生徒にキスするのは死刑だが、なんだかこっちは許してやってもいいじゃないかという気もするのである。生徒もお母さんにキスされたようなもんだと思えばいいじゃないか。それでもクビなのか。モロ出し男と比べてこっちの処分の方が重いのはなんだか理不尽なのである。
まあそれにしても世の中には変なセンセイが多いのである。オレもある意味「変なセンセイ」の一人かも知れないのだが。
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江草乗の日記風エッセイ
