2012年08月20日(月) |
救援物資のおにぎりで食中毒 |
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災害に遭った住民に配給したおにぎりで食中毒というのはひどい話である。どうせこの配給に当たった市の職員が炎天下におにぎりを放置していたんじゃないのか。暑い所におにぎりを放置するのは危険なのである。もしもこの救援物資が「カンパン」などなら、食中毒の心配もなかっただろう。時期的なことを考えればもっと工夫があってもよかったのではと思えるのだ。そしてオレが知りたいのはそのおにぎりがいかなるものだったのかということである。コンビニで市販されているものを購入して運んだのか。その賞味期限はどれくらいだったのか。オレは買うときにいつも調理された時間とかを確かめて少しでも新鮮なものを選ぶのだが(たまに半額になってるのを買うときもあるが)、そうした配慮はあったのだろうかと。
豪雨で孤立集落、市配給のおにぎりで住民食中毒
京都府宇治市の豪雨災害で、一時孤立した集落の住民が下痢や嘔吐(おうと)などの食中毒症状を訴えた問題で、府山城北保健所は19日、市が配給したおにぎりが原因だった、と発表した。
府が調べたところ、おにぎりや住民の排せつ物から原因物質の黄色ブドウ球菌が検出された。同保健所は市に対し、衛生管理を徹底するよう口頭で注意した。
市などの発表では、おにぎりは15日午後、ヘリコプターや車で炭山地区などに計352個運ばれたが、出発前に約2時間、屋外で段ボールに入れた状態で保管されており、原因菌が増殖した可能性が高いという。
府などによると、食中毒の症状を訴えた人はさらに増えて94人になった。重症の人はいないという。
同日夜、記者会見した久保田勇市長は「食品の衛生管理について認識が不足し、十分な衛生管理ができていなかった。深くおわび申し上げます」と陳謝した。
(2012年8月19日23時12分 読売新聞)
出発前に2時間も放置されていたということだから、その時に菌が一気に繁殖したんだろうなあ。豪雨災害で被害を受けた上に、配給のおにぎりで食中毒なんてひどい話だ。それにもともと「おにぎり」というのは食中毒とはあまり無縁なものだとオレは思っていたのだが、もしかしたら「具」に問題があったのかも知れない。おにぎりと言えば塩と海苔とごはんが基本だが、そこに鮭とかが加わると暑さに弱くなるのである。昆布とかカツオならブドウ球菌は増殖しなかったのかも知れない。
平常時ならば食べ物を選ぶことができる。しかし災害救援物資として送られてきたわけで、他の選択肢はない。それを食べたことで食中毒というのは本当にお気の毒なのである。今回、重症の人がいなかったのが不幸中の幸いだが、災害で避難している人たちにとってなんでこんな目に遭わされるのかと怒り心頭だろう。本当にひどい話である。
考えたらおにぎりに存在するブドウ球菌は目に見えないからなあ。こればかりは自己防衛のしようのないことである。夏は本当に食中毒に注意しないといけないぜ。どんなものを食べても大丈夫なくらいに胃腸を鍛えることはできないわけで、日本で暮らしている我々は清潔なものが当たり前と思っているわけだ。だからインドとか旅行したらお腹を壊すのである。
それでも食べないといけないときはどうすればいいのか。もしかしたらその時に「アルコールで消毒だ!」と大量の焼酎と一緒に食べて無事だった者がいたらどうだっただろうか。ブドウ球菌を焼酎で殺せるのかどうか。大酒飲みの方の検証や人体実験をオレは期待したいのである。
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