2012年08月08日(水) |
学校プールで金魚すくい大会だぜ! |
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金魚すくいで取った金魚は普通は家で飼うことになる。水槽を用意して、水を浄化する器械をつけたりして飼っていてもなぜかそれほど金魚は長生きしない。まれに長寿の金魚がいて巨大化するのを見たことがあるがそのようなことはマレである。
金魚すくい業者は余った金魚はどんなふうに処分するのだろうか。そのまま川に放流するのだろうか。あるいは池に放したりするのだろうか。いずれにしてもそこらに放すことはいけないはずであるから産業廃棄物扱いなんだろう。ましてや学校のプールに放してはいけないのである。読売新聞の記事を引用しよう。
中学校プールに金魚500匹、夏祭り売れ残り?
埼玉県狭山市鵜ノ木の市立入間川中学校で6日朝、25メートルプールを囲んだ有刺鉄線が切断され、プールの中で400〜500匹の金魚が泳いでいるのを教諭らが見つけた。
狭山署は、金魚の種類や数の多さから、夏祭りの金魚すくいの売れ残りの可能性もあるとみて、建造物侵入と器物損壊の疑いで調べている。
同署幹部などによると、5日午前に水泳部が練習を行った際に異常はなかった。有刺鉄線は2か所切断され、プールサイドには、金魚を運ぶのに使ったとみられる袋が数枚残されていた。
同校は、教諭や生徒が金魚を回収し、プールの水を入れ替える予定。約375トンの排水と給水に約16万円かかるという。川那子文雄校長は「生徒たちが一生懸命に管理しているプールなのに」と憤っていた。
(2012年8月7日 読売新聞)
金魚に汚染された水をすべて入れ替えるためになんと16万円もかかるのである。水道代といえども馬鹿にはならないのである。それにしてもこんな不法投棄を誰が行ったのか。なぜ川に流さないでプールなのか。そのあたりもオレは不思議でしかたがないのである。金魚いらないのならば通行人とかに配ってあげればいいじゃないか。犯罪を起こしてまで処分しないといけなかった理由がオレには謎である。
山間部の渓流に金魚を放すとどんな罪になるのだろうか。それは産業廃棄物を不法投棄したという扱いなのだろうか。おそらく金魚はすぐに大きな魚の餌となってしまうだろう。公園などの池に放せばどうなるのか。大阪の長居公園にある植物園には大量のカメがいる。あのカメは飼われているのではなくて、勝手に近所に住んでる人が捨てたもののような気がするのである。奈良の猿沢の池のカメもなんだかそんな気がする。
飼ってる動物を、飼えなくなったからと簡単にそこらに捨てる飼い主が多いことと、残った金魚をちゃんと配りきってしまえずにプールに捨てたこととはどちらも見通しの甘さというか、無計画という点では同じような気がするのだ。
そんなことを思いつつ、オレはこの金魚事件の記事を読んだのである。金魚と一緒に泳ぐにも一興だったのじゃないかと思いつつ。
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