2012年07月29日(日) |
中国に企業が進出してもリスクしかないぜ! |
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なぜ日本企業は安易に中国に工場を建てようとするのか。それで何かいいことがあったのか。中にはうまくいったものもあるかも知れないがそれはただの僥倖であり、かの国の治安の悪さや党幹部の腐敗や反日感情を考えた場合、リスクの方があまりにも大きいということが明らかである。このような報道に接するたびにオレは実感するのだ。朝日新聞の記事を引用しよう。
中国で1万人デモ、政府庁舎に乱入 王子製紙の計画発端
中国江蘇省南通市にある日本の製紙大手・王子製紙の工場から出る排水が、環境汚染を引き起こす恐れがあるとして、住民1万人以上が28日、抗議デモを行った。住民は地元政府庁舎に乱入して施設や車両を破壊。政府批判を叫びながら警察に投石するなど、大規模な暴動になった。
デモを起こしたのは、上海に隣接した黄海沿いの南通市啓東の住民。南通市政府が約100キロ内陸にある工業団地に王子製紙などを誘致する際、海に面した啓東まで排水パイプラインでつなぎ、放水できるようにすると約束していた。これに対し、住民の間で、排水には発がん性物質が含まれ、漁場の海が汚染されて健康被害が出るなどとうわさが広がっていた。
デモ隊は地元政府への抗議に加え、「王子(製品)をボイコットしろ」などと主張。一部が政府庁舎内に入り、暴徒化すると、地元政府は「排水事業を中止する」と宣言。夕方までに警官隊がデモ隊を追い出したが、その際、もみ合いとなり、少なくとも数十人が負傷した。
日本企業の工場排水はおそらく中国の企業に比べて比較にならないほどに浄化などの処理が進んでいるだろう。日本企業のすぐれた環境対策を、廃液垂れ流しで汚染しまくりの中国企業と比べてもらいたくはないのである。しかし、そんなことは中国人にとってはどうでもいいのだ。不満があればすぐに暴れ、相手が日系企業ならどこからか扇動屋どもが集結して住民を煽るのである。
その結果がこのデモにつながっているのだ。もうこういう事態になってしまうとどうしようもないのである。日本企業が来てくれれば雇用が生まれ、中国にメリットをもたらすわけで歓迎してくれてもいいのに、こんな不当な扱いを受けるのだ。なんでこんな国に投資するのか。こんな無意味なことはやめて、ベトナムとかタイのような「反日感情のないまともな国」にこそ投資すべきである。
中国はおよそ「信義」というのが通用しない国である。チベット侵略や虐殺を決して認めないし、旧日本軍からロシアや国民党軍に目録付きで接収されたはずの化学兵器はなぜか金づるにされてしまったし、勝手に日本の領土である島を自国領だと主張する。そんな国相手にまともなビジネスができるわけがないのである。そのことを世界の国々は認識すべきだ。こんな幼稚で傲慢な国は世界が見捨ててしまわないといけないのだ。中国の国家主席がこれまでの政策の過ちを国連で土下座してお詫びしてダライ・ラマ復帰とチベットの独立を認め、南沙諸島や尖閣への侵略行動を二度としないと誓わない限り、世界はあんな無法国家を相手にしてはダメなのである。
安い労働力を求めて国外進出する必要などもうないのだ。日本国内には就職できない大勢の若者が溢れている。若者を愚民化する教育政策が成功(?)した結果、定員割れのFランク大学には就職内定をもらえない学生たちがうじゃうじゃいる。「君たちはおバカだから単純労働しかできないねえ!」と最低賃金で働かせる下地はもう準備完了なのである。国内ならば存在するのは為替リスクだけだ。しかし、原発停止で石油や天然ガスを大量に輸出しなければいけなくなった今、日本は巨額の貿易赤字に転落した。もう黒字になることはないだろう。貿易赤字の国の通貨が長期的に下落することは自明の理である。これからは円安になるしかないのだ。
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