2012年06月28日(木) |
アノニマスvs日本政府 |
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違法ダウンロードの罰則化に対して、なんと国際ハッカー集団が宣戦布告してきたのである。オレはただの野次馬の一人だが、もちろんこの罰則化には反対だ。オレも犯罪者にされてしまうからである。だからこの動きを興味深く見守っているのである。読売新聞の記事を3本引用しよう。
ハッカー集団アノニマス、日本政府HP攻撃開始
違法ダウンロードの罰則化を盛り込んだ改正著作権法が今月20日に成立したことに反発し、国際ハッカー集団「アノニマス」が日本政府などを標的にしたサイバー攻撃「オペレーション・ジャパン」を開始したことがわかった。
26日には、財務省のホームページ(HP)が不正アクセスを受けたとみられ、同省は一部のページについて公開を停止した。最高裁のHPも同日夜、一時通信障害を起こしており、内閣官房情報セキュリティセンターが各省庁などに緊急警報を出し、注意を呼び掛けている。
アノニマスはネット上に出した声明で、「改正著作権法は多くの無実の市民を刑務所に入れる」などとして、政府機関を攻撃すると表明。26日には、国有地の物件情報を提供している財務省のHPに「我々はアノニマスだ。我々は許さない」などとする文書が挿入された。
(2012年6月27日07時24分 読売新聞)
省庁HP停止続く、ハッカー集団アノニマス攻撃
国際ハッカー集団「アノニマス」が日本の政府機関へのサイバー攻撃を表明している問題で、不正アクセスを受けた財務省と国土交通省のホームページ(HP)は27日正午の段階で復旧しておらず、警視庁や内閣官房情報セキュリティセンターなどが、関係機関から被害状況を聞き取り、攻撃元に関する情報を収集している。
国交省によると、不正アクセスを受けた同省のサイトは、霞ヶ浦河川事務所(茨城県潮来市)のHPの一部。職員が雨量などのデータを確認するためのページに、「我々はアノニマスだ」などの英文や、原発再稼働に反対するデモの様子を撮影した写真が貼り付けられていた。
財務省も、同省HPのうち、国有地の情報を提供している「国有財産情報公開システム」を停止。国交省と同様の英文などが貼り付けられていた。
アノニマスは、最高裁や民主党など複数の機関を攻撃対象として名指ししており、警察当局などで被害の確認を進めている。
(2012年6月27日 読売新聞)
アノニマス、「霞が関」と「霞ヶ浦」勘違い?
国際ハッカー集団「アノニマス」が日本の政府機関などへのサイバー攻撃を表明している問題で、国土交通省霞ヶ浦河川事務所(茨城)のホームページ(HP)への攻撃は、外国人が「霞ヶ浦」を「霞が関」と勘違いして行われた可能性があることが分かった。
アノニマスが開設したツイッターのページにも、「ミスしました」「日本語は難しい」などと書き込まれている。
アノニマスは違法ダウンロードの罰則化を盛り込んだ改正著作権法に反発し、ネット上で最高裁や民主党などを攻撃対象として名指し。実際に複数の機関がHPを書き換えられるなどの被害を受けた。このうち、国交省霞ヶ浦河川事務所は著作権法と無関係だが、HPに「我々はアノニマスだ。我々は許さない」などの英文が貼り付けられた。
(2012年6月28日08時05分 読売新聞)
「霞ヶ関」と「霞ヶ浦」を間違えたというくだりでオレは笑ってしまったよ。なんだかお茶目な連中じゃないか。
それにしても今回の著作権法改正の動きの黒幕はどこだろうか。こんな法改正を頭の悪い政治家が考えつくわけがないので、おそらくは陰であやつっている官僚がいるのだろう。官僚は常に利権のあるところに動く。そうするとこの著作権法改正にも莫大な利権が発生しているはずである。
官僚の連中はみんな「省庁の利益」しか考えていない。規制することで日本の音楽や映像文化をさらに衰退させることに気がつかないか、あるいは「そんなの関係ねえ」と思っているかである。ゆとり教育を推進した寺脇研という無責任な文部官僚が居たが、教育の荒廃の責任も取らずに今は大学教授になって趣味の映画論を語っている。連中は常に「組織として動く」だけである。どんな失政をしても個々人が責任を問われることはないし、政治家の責任にしたりして逃れるのだ。今の消費税国会も同様である。
今回のアノニマスによる攻撃、さてどのような形で決着がつくのだろうか。
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