2012年06月05日(火) |
今年もスーパークールビズ |
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夏が来て衣替えの時期になった。節電による冷房温度上昇に端を発したスーパークールビズも二年目である。もともと暑い夏にネクタイ着用してる方が変だったわけで、オレはこの習慣の定着を望ましく思うのである。日本のような高温多湿の土地で、寒い欧州のマネをしてスーツにネクタイなんて習慣を誰が決めたんだと文句を言いたいのである。夏の大阪なんてもう完全に熱帯である。クールビズどころか住民がみんな裸で生活してもおかしくない暑さである。
読売新聞の記事を引用しよう。
かりゆしやポロシャツ、スーパークールビズ開始
クールビズをさらに進める「スーパークールビズ」が1日、スタートした。
原発事故による電力不足を考慮して、昨年から環境省がアロハシャツやTシャツ、ジーンズなどの軽装での執務を推奨している。
初日のこの日は、東京・大手町の気温が午前9時現在で20・9度だったが、湿度は73%と少し高め。旗振り役の同省では、かりゆしやポロシャツ姿が目立った。
同省では、節電とがれき広域処理推進の「一石二鳥」を目指し、宮城県南三陸町の津波流木を柄に使ったうちわを作製し、省内でも配布。ポロシャツ姿の関谷毅史・広域処理推進チーム長はうちわであおぎながら、「震災を機に、節電も含めた暮らし方が問われている」と話していた。
(2012年6月1日12時34分 読売新聞)
オレの勤務する学校も実は6月に入って「クールビズ」が始まった。それまできちっとネクタイをしていたのだが不要になった。それで首元が涼しくなったわけだが、涼しさに大きく関わるのは実は足元だとオレは思っている。いくら上半身を涼しくしても靴下の中で足が蒸れているならだめだ。クールビズの決め手は「裸にエプロン・・・」じゃなかった「裸足にサンダル」だと思うのである。「今年は裸足で!」と誰か主張しないのか。
しかし、ビジネスマンが靴下をはかない・・・なんてことになれば靴下業界は大打撃である。すでにネクタイが不要になったことで西陣織の業界などは大打撃を受けているのである。さらに靴下まで売れなくなったらどうなるのか。
しかも靴を履かないと水虫が減る。そうなるとブテナロックなどの水虫薬が売れなくなるのである。「水虫薬」という製薬業界におけるドル箱を失いかねないのである。
過去に「ネクタイ着用」という習慣をやめようと言う動きに対して、ネクタイ業界の反対があって阻止されたことがあるクールビズも、節電という大義名分の前にはもはや抵抗できない流れとなった感がある。ただ、「ビジネスマンの涼しいスタイル」に関して言うならまだ工夫の余地はあるかも知れない。
紳士服の業界では、このままではスーツが売れないようになるからと「涼感スーツ」とかいろんな工夫をしている。でも上着は着ないのが一番涼しいのかも知れない。そこで着ているだけでどんどん熱が奪われて涼しくなるような素材とか、まだまだ新しいアイデアが出てきそうな気がするのだった。エアコン内蔵スーツとかできないものだろうか。
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