2012年06月02日(土) |
中国なら死刑、日本なら無罪! |
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ウガンダから帰国した27歳の女は、なんと7.9キロもの覚醒剤をスーツケースの中に隠していた。これは個人で押収された分量としては最多である。末端価格にして6億3000万円分もの覚醒剤をどうやって仕入れたのか。この女は帰国してからこの中味を誰に渡すつもりだったのか。分量から考えてこの女が一回こっきりの運び屋とは思えない。かなり大きな組織が背後にあるとオレは感じるのだ。
産経新聞の記事を引用しよう。
関空に過去最多の覚醒剤7・9キロ 密輸の女容疑で逮捕・起訴2012.5.30 20:07
関西国際空港に覚醒剤約7・9キロ(末端価格約6億3千万円相当)を密輸したとして、大阪府警関西空港署は30日、覚せい剤取締法違反(営利目的密輸)の疑いで、名古屋市東区徳川の会社員、首藤泉容疑者(27)を逮捕したと発表した。大阪地検は同罪などで起訴した。
大阪税関関西空港税関支署によると、単独で関空に持ち込んだ覚醒剤の押収量としては、開港以来最多という。
起訴状などによると、首藤被告は8日午後、ウガンダからドバイ経由の便で関空に到着した際、内部に覚醒剤を入れたコーヒー豆袋20袋をスーツケースに隠し、密輸したとしている。
税関のX線検査で発見された。府警によると、首藤被告は「なぜ覚醒剤が入っているか知らない」と容疑を否認しているという。
これだけの量の覚醒剤を持っていれば、中国では死刑である。ところが日本では死刑にはならない。どんなに長くても懲役5年くらいで済むのだ。だから運悪く税関で捕まった運び屋たちは決して背後関係を自供しない。そして裁判でも「知らない人から預かった。中味はなんであるか知らなかった」と主張するのである。最近の裁判員裁判では、そうして「知らなかった」と堂々と主張する嘘つきにだまされて無罪に同意してしまう裁判員も多い。同じ犯罪行為がある国(中国)では死刑、ある国(日本)では無罪になるのである。背後関係を自供しないのは、もしもしゃべれば確実に殺されるからだ。それに比べれば刑務所で数年なんて屁でもないのである。
この首藤泉容疑者も一貫して否認するだろう。「入ってるなんて知らない」と言い張るだろう。その荷物を誰に渡す約束だったのかなんて警察や麻取に言うわけがない。うまく行けば無罪を手にすることが可能だ。裁判員なんてみんなお人好しだし、法廷で神妙に反省した態度を見せたりするだけで「反省が著しい」と思ってもらえるからだ。
麻薬や覚醒剤関連の犯罪の最高刑は死刑にして、背後関係を洗いざらいしゃべった場合のみ減刑し、そのときは仕返しできないように背後の連中を代わりに全員死刑にすれば一気に撲滅に近づけるとオレは勝手に思っているのだが。
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