2012年05月03日(木) |
高速バスの事故を防ぐ方法はこれだ! |
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死者7名を出した関越道の悲惨なバス事故の直前、乗客は運転手の異常に気がついていた。休憩時にハンドルに突っ伏して寝ていたこととか、カーナビばかり見ていて急ブレーキを何度も踏んでいたということである。そんなときに乗客がドライバーに向かって「こら、もっとしっかり運転しろボケ!」と怒鳴りつけることができれば事故は起きなかったのではないか。オレはそんなことを思ったのである。
運転手の異常をバスを運行している会社の管理室で把握する方法はないのか。せめて乗ってる乗客が察知する方法はないか。もっとも経費を掛けずにそれを可能にする方法がひとつある。それは、車内に液晶モニターを設置して常に乗客が運転手の顔を見ることができるようにすることだ。もしも目を閉じていればたちどころにわかるようにするのである。そして気がついたら「こら、居眠りするな!」と罵倒できるようにするのだ。
顔を見れば寝ているかどうかはすぐにわかる。オレは授業中の居眠りはすぐに発見できる。中には目を開けたまま眠るという高等戦術をとる生徒もいないわけではないが、普通はうたた寝中には目は閉じる。まぶたは重くなる。だから顔を注視していれば絶対に居眠りしているかどうかわかるのである。
過去の高速バスの大きな事故というのは必ずと言っていいほど運転手の居眠りなどで起きている。いくら乗務員の健康管理に気を配っても、過労運転を防止するようにマニュアルを作ってもそれで100%居眠りを防げるわけではない。しかし、こうして乗客に監視させれば、乗客も自分の命がかかっているだけに必死である。必ず異常があれば気がつくだろう。
もちろんそこで運転手に向かって「ちゃんと目をさませよボケ!」と怒鳴りつけられる客ばかりではない。そんな時のために各座席の背もたれには運行管理室に直通のメアドを記入しておけばいい。乗客からのメールを受けてすぐに管理室はドライバーの方に携帯電話で緊急警告をすればいいのである。
オレの考えたこの「乗客による監視システム」の設置費はせいぜい一台当たり10万円程度で済むだろう。もちろん完全2人乗務制などにすれば事故はかなり防げるわけだが、それはバス代に跳ね返る。今のバス代でやっていきたいのならばオレの考えた案しかないのである。
物の値段には適正価格がある。金沢から東京まで3500円というのは安すぎる。そんなに安くするためには人件費を抑えないといけない。そうするとゼニを稼ぐためには休みを減らしてたくさん乗務しなければならなくなる。行き過ぎた価格破壊もまた事故の原因の一つだったとオレは思うのである。もしも十分な報酬がもらえているならば、苛酷な乗務をこなす必要もないのである。高速バスのドライバーの年収が300万円以下というのはどうも納得できないのだ。大阪市バスの運転手に年収1000万円を越えているものがいることと比較すればいかに理不尽かわかるだろう。大阪市バスよりも夜通し乗務する高速バスの方が仕事ははるかにきついのである。
悲惨な事故を繰り返さないためにもいますぐにバス運行会社は対策をたてるべきである。オレのアイデアを採用する会社ももしかしたらあるかも知れない。
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