2012年05月01日(火) |
キミは「たこたま」を知っているか? |
携帯用URL
| |
|
どうかお読みになる前に←応援のクリックをお願いします! m(_ _)m
B級グルメをこよなく愛するオレは、たこ焼きやイカ焼き(イカの姿焼きではない。大阪にある独特の食い物である)をよく食べるのである。そんなオレがけっこう注目しているのが地下鉄御堂筋線の昭和町という駅周辺である。ここはけっこうたこ焼き屋が密集していて、かなりの激戦区なのだ。
その「たこ焼き激戦区」に最近開業していきなり人気店になってるところがあるということを読者の方から教えてもらってさっそく出かけてみた。仕事帰りである。クルマを駐める場所を探して近所に1時間200円というコインパーキングを発見し、そこから歩いて目的の店に向かったのである。オレが行ってみたのは桃山学院中学・高校の道路を隔てた向かい側にある「やしき」というお店である。(「やしき」という店名は店主が「家舗(やしき)さん」という名前だからと後で知った。)
店のカウンターに座り、オレはとりあえずノーマルな「たこ焼き6個300円」と「イカ焼き(玉子なし150円)」を注文してみた。しばらく経って運ばれてきたたこ焼きをさっそく食べてみる。外側はカリっとかたく、中はトロっとしていてなかなかいい。焼き方はOKだ。イカ焼きもモチモチっとした生地で弾力があっておいしい。しかし、オレは目の前のメニュー表に書かれていた「たこたま」というものが妙に気になったのである。「たこたま」(250円)っていったい何だろうか。
せっかく駐車場にクルマを駐めてまで来たのである。ここでたこ焼きとイカ焼きを食べるだけならそうしてわざわざやってきた価値がない。駐車場代200円というコストを掛けてまでオレはこの店を偵察してるのである。だったら今ここでこの「たこたま」という謎のメニューを調査することが必要なのではないか。
しかしオレは卑怯にも店の人に「このたこたまって何ですか?」と訊いたのである。すると親切に「たこやきをモチと玉子でくるんでみそダレをかけたもの」と説明された。オレはますますわからなくなったのである。想像してわからない時は食べるのがベストである。それで注文してみたのだ。待つことしばし、目の前に「たこたま」が出現した。
焼きたてのモチがふわふわの弾力ある状態で玉子と一緒に溶け合ってたこ焼きを包んでいる。時間が経過するとモチは硬化してしまうだろう。熱々だから弾力があって食べやすいのである。しかも玉子と溶け合ってるのでモチ単独よりも味わいが深い。そしてかかってるタレがなんとも言えず絶品なのである。ああ、やられた・・・これはトリコになる味だぜ!
そう言うわけでオレはこの「たこたま」にあえなく撃沈されてしまったのである。メニュー表に「人気ナンバー1」と書いてあった訳がわかったのだ。できたての瞬間しか味わうことができない微妙なモチと玉子のコラボレーションは絶品なのである。
オレは自分が味わったこの「たこたま」の感動を多くの方に伝えたいと思ったのである。大阪・昭和町には「たこたま」が存在する。新大阪から地下鉄御堂筋線で一本で行ける。どうか、大阪にやってきた皆さん、たこたまを一度味わってみてください。お店に足を運んでみてください。
←1位を目指しています! m(_ _)m 投票博物館