2012年04月26日(木) |
詐欺スタンドはなぜ放置されたのか? |
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2012年4月20日の日記 「 ハイオクが実はレギュラーだった!」でオレはハイオクと称してレギュラーガソリンを販売している詐欺スタンドのことを罵倒した。しかしそういう詐欺販売をしていたガソリンスタンドは日本中にたくさんあって、そのうち詐欺行為のバレたものが5年間で209軒もあったという読売新聞の記事を読んだ。全くもって言語道断の話である。まず新聞記事を引用しよう。
偽ハイオク、全国209のGSで…過去5年調査
茨城県のガソリンスタンドがレギュラーガソリンを「ハイオク」と偽装した問題で、実際はレギュラーにもかかわらず「ハイオク」と称して販売していたガソリンスタンドが過去5年で全国で延べ209か所に上ったことが、経済産業省資源エネルギー庁のまとめでわかった。
「ガソリン偽装」が広く行われている実態が浮かび上がった。
同庁は毎年、全国約3万5000か所のスタンドでガソリンの品質を調査、2011年度までの過去5年間を累計した。レギュラーを「ハイオク」と称していたスタンドは11年度は延べ37か所。茨城県と岐阜県がともに延べ4か所ずつで一番多かった。表示の違いが分かれば、その都度、指導して是正させていた。
(2012年4月25日13時08分 読売新聞)
この「指導して訂正した」っていったい何だ? 少なくとも被害を受けた一般ユーザーの損害はなんら回復されていないのである。それでどこが「指導して訂正した」なのか。その程度で済むのならばじゃんじゃん不正をして、後で「指導」を受ければそれでOKということになるじゃないか。少なくともその悪徳ガソリンスタンド名をすべて公表して、営業停止、詐欺容疑での経営者の逮捕、当該スタンドで給油したすべての車両に対しての賠償を行わせるべきではないのか。それとも経済産業省資源エネルギー庁は「そこまでやる必要なし」と思ってるのだろうか。
どうせこの「指導した」とかいう連中はいずれ業界団体に天下りするつもりなんだろう。だからこうした不正には基本的に目をつぶるつもりなんだ。こいつらクソ官僚の考えてることは自分たちの利益だけである。オレがこいつらを監督する立場なら、実質お目こぼしのこの連中を全員更迭して退職金剥奪の懲戒免職、ついでに詐欺幇助で刑務所にぶちこむぜ。この連中のやった「お目こぼし」というのはそれくらいの重罪ではないのか。なんで誰も問題にしないのか。ふざけるなよと言いたいのである。
高騰するガソリン価格のために、ドライバーたちは多くの出費を強いられている。日頃ハイオクを入れている人もレギュラーに変えたりして燃料費を節約しているかも知れない。ところがこのような「利益重視」の不正を横行させたままにしていいのか。少なくともこのような不正行為を行うスタンドを摘発してドライバーの利益を守ることは公益性に叶うのではないか
またガソリン元売り各社にとって、系列下のスタンドのそうした行為はブランドイメージの低下につながる。そうした不正が起きないように厳重に監視を徹底する必要がある。もしも不正が起きれば系列からの除名はもとより、当該スタンドの経営者に対して損害賠償を請求すればいいだろう。
全国で209カ所ということは大阪府にもその「詐欺ガソリンスタンド」は存在したかも知れない。もしかしたらオレは給油したことがあるかも知れない。オレはいつもハイオクを入れてるのでだまされてレギュラーを入れさせられたかも知れないのだ。なぜ経済産業省資源エネルギー庁はそのスタンド名の公表に踏み切らないのか。混乱が大きくなると思っているのか。公表しないことがかえって業界の信頼を失わせることであるとわからないのか。まじめに経営している他のスタンドの利益を守るためにも、その悪徳スタンドをすべて公表し、詐欺経営者はスタンドの入り口で土下座してドライバーに謝罪するべきである。
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