2012年03月03日(土) |
オレのオシッコしてる姿を笑うな! |
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グーグルのストリートビューにはいろんなものが映っている。日本橋のオタロードを見るとメイド姿のお姉ちゃんがいたし、桜宮のラブホテル街でも通行人がちゃんととらえられていた。さて、これらの映像情報が本人を特定できたとしたらどうなるのだろうか。もしもラブホテル街で男女が一緒に歩いている姿を目撃されれば、それだけで十分「あの二人は怪しい」ということになるだろう。そう考えるとこのサービスはかなり危険なのである。ここに自分の恥ずかしい姿を掲載されたからとグーグルを提訴した勇気ある人がいた。毎日新聞の記事を引用しよう。
世界の雑記帳:「ストリートビュー」で放尿撮られた仏男性、グーグルを提訴
[ナント(フランス) 2日 ロイター] インターネットで街の画像を立体的に見ることができる米グーグルの地図サービス「ストリートビュー」に、庭で放尿している姿を掲載されて笑いものになったとして、フランス北西部の村に住む男性が1日、グーグルを相手に損害賠償などを求める訴えを起こした。
男性は、写真の削除と1万ユーロ(約110万円)の賠償を求めている。掲載されている写真に写っている男性の顔は不鮮明だが、人口約3000人の村では本人だと分かってしまうとしている。
男性の弁護士はロイターに対し、「誰にでもある程度のプライバシーを守る権利がある。今回のケースはそう深刻ではないかもしれないが、もし男性が妻ではない女性とキスをしているところを撮られたとしても、同じ問題だ」と語った。
一方、地元紙によると、グーグル側の弁護士は訴えを退けるよう求めているという。
裁判所の決定は今月15日に下される予定。
この裁判、どんな決着がつくのだろうか。大いに気になるのである。もしもオレが家族に内緒にしてるような行動をとったとして、それがグーグルのストリートビューに映っていた場合、オレの家族はたちどころにその人物をオレであると特定するだろう。そうした可能性を考えればこのストリートビューには人物を決して載せてはならないのである。
それだけではない。民家のベランダを撮ればそこには下着が干してあるかも知れない。それを見られるということは住人の女性にとっては恥ずかしいことかも知れないのである。「あのオバサン、年甲斐もなく真っ赤なパンティだよ」とか、「うわっTバックだ!」なんて言われてしまうのである。それが世界中の人に見られてしまうのだ。もうそれはネットの暴力と言うしかないのである。
ちなみにオレは一度、グーグルの撮影車とすれ違ったことがある。その時はオレのクルマが映っていないかどうか何度もその付近を確かめたのだ。なぜそんな場所にいるのか、オレは合理的な説明をする自信がなかったからである。
どんな一般市民も小さな秘密を持っている。それを暴かれたくはないのである。庭でオシッコするという小さな秘密を暴かれてしまった男性の怒りをオレは想像して、もしも自分ならばやはりグーグルに対して怒りを覚えるだろうなと感じたのである。
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