2011年12月22日(木) |
大阪地裁の判決は輪姦でも無罪! |
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きみは「水島和男」という名前を覚えているだろうか。オレがこの日記でたびたび取り上げたことのある大阪地裁の裁判官である。彼はオレが2004年3月24日の日記で取り上げた事件で、暴力団の組長が配下の組員の拳銃所持について知らなかったというトンデモ判決を下している。なんでそんな常識では考えられない判決を出すのか、もしかしたらこいつはとんでもない小心者でヤクザの報復を恐れているのだろうかと不思議に思ったのである。
しかし、オレがこの裁判官の本質を知ったのはその4年半後だった。2008年11月28日の日記で再びこいつは登場したのである。なんと連続婦女暴行犯に対して「統合失調症だから無罪」という判決を下したからだ。なんということだ。女性をレイプしてついでに金品や下着を奪うという犯罪を起こした外道が「心神喪失状態にあった」として無罪なのだ。いったいどういう思考回路をしていればそんな主張を認めてしまうのか。こんなことがまかいとおるならば、性犯罪者はみんな先に「統合失調症」の診断書を出してもらえばいいということになる。
そんなトンデモ判決のクソ裁判官がまたまたやってくれたのである。この水島和男という男にはおよそ常識というものがないのである。それは今回の判決理由にも明らかである。裁判官の中にこんな変なのがいるから、裁判員というまっとうな市民の感覚で助言してもらう必要があるのだ。朝日新聞の記事を引用しよう。
集団強姦罪2被告に無罪判決 大阪地裁
当時17歳の女子高校生に性的暴行を加えたとして、集団強姦(ごうかん)罪に問われた無職の男性被告(29)=求刑懲役6年=とプラスチック製造工の男性被告(23)=同5年=の判決が21日、大阪地裁であった。水島和男裁判長は「女性が同意したと思っても不合理とは言えない状況だった」などと判断し、無罪を言い渡した。
2人は昨年7月、大阪府八尾市の知人宅で、祭りで知り合った女子高校生を強姦したとして起訴された。
実はこの事件は、4人の男性によって17歳の女子高生が集団レイプされた事件である。先に判決の出た2男性は、18歳の少年が大阪家裁に送致され、観護措置が決定。 無職男性21歳は暴行には加わらずにただの見張り役だったとして起訴猶予となった。そして主導的立場だったと思われる29歳と23歳の男性の判決が今回「無罪」となったのである。
今回の判決の理由として水島和男裁判長は、現場の少年宅に家族が同居していた点を重視しており、強姦目的だったとすれば「騒がれないようホテルなどに連れ込むのが自然だ」としている。救いようのないバカである。そもそも男性4人が17歳女子高生を連れ込めるようなラブホテルがあるのか。5人で入っても怪しまれないなんてことがあるか。監視カメラのついているラブホテルにわざわざ行く方がおかしいだろう。そんなこともわからないほどバカなのか。
4人の男たちが女子高生を輪姦していてることに家族が気付かないか、気付いても何も言わないということは、綾瀬市で起きた女子高生監禁コンクリ詰め殺人事件でもあったようになんら不自然ではない。新潟では引きこもりの男性が長期間少女を部屋に監禁していたという事件もあった。自宅に家族がいても、犯罪者にとっては全く関係ないのである。犯罪者の家族は基本的に犯罪者の身内なのであり、息子が家で少女をレイプしていても輪姦していてもそれを警察に届けるのではなくて隠そうとするのが自然なのである。
また水島和男裁判長は「同意したと思っても不合理とは言えない状況」というが、そもそも4人の男性とセックスすることに同意することの方が不自然だと思わないのか。おまえは日頃そんなおかしな女たちとばかり接触してるのか。どうなんだ。おまえの常識はむちゃくちゃだろう。常識で考えてこの男たちの方が犯罪者であると思わないのか。
17歳女子高生が祭りで知り合った18歳少年の家に行った。ここまでは特に問題があるとは思えない。また、その時にその18歳少年の家に行ったということはもしかしたらその少年との性行為に関しては同意していたのかも知れない。しかし、そこで待ち受ける29歳、23歳、21歳の男たちに輪姦されることまで同意しているはずがないだろう。もしもそれを「同意の上の行為」であったと捉えるならば、それは被害女性の尊厳を踏みにじったとらえ方ではないのか。
今回の記事では「無罪判決」ということで被告男性2名の氏名は伏せられている。これまでの報道では実名が出ていたが「無罪」ということだからオレも敢えて書かない。しかし、控訴審ではきちっとこの男たちを有罪にしてもらいたい。まともな裁判官に裁いて欲しいのである。
オレは日記で取り上げなかったが、2011年2月15日にこの水島和男は、横断歩道を自転車で渡っている男性を車ではねて死なせた男性に無罪判決を出している。この男性は捜査段階で起訴内容を認めたが、公判では「交差点は見通しが悪かった」などとして無罪を主張していたのである。自転車の男性は赤信号を無視していたこと、車が法定速度をはるかに上回る時速80キロ程度で走っていたこと、ひき逃げであることなどが争点となった裁判で、「法定速度を守ったとしても信号無視をした被害者を予測できたわけではなく、事故を回避できたとは言えない」として「自動車運転過失致死罪」に関しては無罪、ひき逃げに関してのみ道路交通法違反で1年2ヶ月の実刑判決が出ている。しかし、オレはこの事件の「赤信号を無視して自転車が横断していた」という部分をそもそも疑ってるのだ。この男はなぜひき逃げしたのか。それは自分が速度超過で信号無視して交差点に突っ込んで人をはねたからではないのか。真夜中の事故であり目撃者がいなかった以上、自分に有利な虚偽の供述をしたとは思わなかったのか。
輪姦をした男たちの主張をそのまま受け入れる水島和男裁判官には、ひき逃げ犯の主張もまた信憑性のあるものと思えるのだろう。ここまで犯罪者に甘い裁判官がいることがオレには信じられないのである。
1951年生まれ、京都大学法学部卒のこの水島和男は今後もトンデモ判決を繰り返すのだろうか。オレは京都大学にこんな先輩がいることが恥ずかしいのである。
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