2011年11月24日(木) |
この日本株暴落の中で政府は何もしないのか? |
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日経平均が安値更新を続けていて、3月11日の震災直後につけた安値の水準まで下げてきた。震災直後の不安から売られた時と違って今はかなり落ち着いているはずだ。それなのにこんなに下げてしまったことに関して政治家たちはどう思っているのだろうか。株価を上げて投資家を呼び戻し、円安に誘導して輸出産業を回復させて日本経済に活力を取り戻すために緊急に取り組まないといけないことがわかってるのか。未だに日本の将来のことよりも党利党略しか考えてない小沢一郎みたいな政治家が政治を牛耳ってる状況下でこのまま経済が沈没してしまったらどうするのか。オレは政治家たちが今の事態の深刻さを理解していないことが不思議でしかたがないのだ。
「経済危機は欧州のせいだ」などと考えて日本は無関係でいられると思ってるのだろうか。その欧州発の経済危機のために今日本株はこんなに下げてしまいしかも円高になってることがわからないのか。
円売りドル買いの為替介入は失敗に終わった。それでもう手詰まりと考えるならオレは財務相や日銀総裁は救いようのない馬鹿だと思うのである。円安にするための方法はいくらでもある。たとえば財源不足という理由をこじつけて国債の償還延長を発表すればどうか。たちまち国債価格は暴落して金利が上昇するだろう。円に対する信頼が崩れれば円安要因となる。オレがこの日記で書いている「政府紙幣の発行」というのも一案だ。
日銀が直接イタリア国債やスペイン国債を買うというのも円安要因となる。それらを買うためには大量の円を売って資金を調達する必要があるからだ。ついでに日銀にはETFでも買わせて株価の下支えをさせればいい。これはとても重要なことで、今多くの個人投資家は様子見ムードなのだと思う。そこで「ここから下には絶対下げさせない」という水準を株価にも為替にも決めて国民にその金額を意識させることで、必ず流れは変わるはずだ。もう下げないという安心感が生まれれば、国民は預貯金という安全資産から株というリスク資産へ資金を移動させるようになるだろう。今は歴史的な安値であるということが強調されればこれまで株式投資など興味なかった層まで巻き込めるはずである。
円高から株安にいたる負のスパイラルを断ち切るためには、そのスパイラルの途中の輪を一個切り離せば済むのである。ここで「株価下落」という現象を食い止めることに成功すればきっと流れを変えられるはずだ。上場企業の配当利回りの平均が軽く2%をこえてしまってる今は株価が下がりすぎなのである。そこまで安いのに、なぜか株式市場にはゼニが回ってこない。その結果としてますます日経平均株価は下げ続けるのである。これをなんとかして食い止めないといけないのだ。政治家どもよ、のんびりと会食や密談しているヒマがあるのか。もっと非常事態であることを認識して戦うべきではないのか。
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