2011年11月11日(金) |
誰がイタリア国債を売ったのか? |
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イタリア国債が急落した。その理由として「財政危機への懸念」などが言われてるが間違いである。急落したのは誰かが空売を仕掛けたからであり、そのために発生したイタリア国債の急落に後から「財政危機への懸念」と理由をくっつけただけだ。どこかのヘッジファンドや投資銀行がイタリア国債の売りを仕掛けたのに決まっているのである。しかし、その影響はかなり大きかった。世界中で株価が下がり、資源国の通貨も下げた。世界中にその影響は広がったのである。
しかし、この「空売り」は正当な商取引行為である。規制しようと言う動きもあるが、それは自由な市場経済を歪めてしまう。また、「空」で売ったモノは必ず「リアル(現物取引)」で買い戻さないといけないのである。だからイタリア国債が十分に下がったところで今回の売り方は買い戻そうとするだろう。読売新聞の記事を引用しよう。
株安の連鎖、世界に広がる…伊の財政危機懸念
イタリアの財政危機への懸念が強まり、10日は世界に株安の連鎖が広がった。
外国為替市場では通貨ユーロが売られ、ユーロ安が進んだ。9日にイタリアの10年物国債の流通利回りが年7%を超えたことをきっかけに、投資家は急速にリスク回避姿勢を強めており、市場では今後も不安定な値動きが続きそうだ。
10日の東京株式市場では、取引開始直後から幅広い銘柄が売られる全面安の展開となり、日経平均株価(225種)の終値は前日終値比254円64銭安の8500円80銭と約1か月ぶりの安値水準まで下げた。自動車や電機などの輸出関連株や金融株など、東証1部上場銘柄の9割弱が下落した。
韓国や上海、シンガポールなど、アジアの主要市場もそろって大幅安となり、香港のハンセン指数は5%以上下落した。
(2011年11月11日00時21分 読売新聞)
日本では東証一部上場銘柄の9割が値下がりした。今日のこの一日で、時価総額にしてどれほどの価値が失われたのだろうかと思えば暗澹たる気持ちになるのだ。日本政府はこの欧州発の危機を乗り切るためにもっと積極的になろうじゃないか。たとえば急落したイタリア国債を市場でかき集めるということをなぜしないのか。買い支えこそが日本を救うのである。
日銀はもっと積極的に動くべきだ。日本のゼニで世界を買い支えると宣言すべきだ。その原資は刷って刷って刷りまくればいいのである。そうして世界中に円をばらまいたら円安になり日本企業は潤って雇用が回復するのである。金融緩和策を推し進めるために、この金融危機を利用すればいいのだ。イタリア国債もギリシャ国債もじゃんじゃん日本が買いましょう。紙切れになるかも知れない国債が世界最強の円に変わるのだ。みんな争って交換に応じるだろう。そして「いつでもデフォルトしてもいいですよ」と世界に向かって宣言するのである。一気に1000兆円くらいのゼニを世界にばらまくのだ。そうすればみんなにそのゼニが行き渡って幸福になれるのである。ついでにオレのところにも1兆円くらい行き渡って欲しいのである。
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