2011年10月17日(月) |
東京電力と泥棒、悪いのはどっちか? |
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福島第一原発の事故で強制退去させられた避難区域の住民たちの留守宅が軒並み泥棒に荒らされていた。住民が帰ってこないのだから泥棒にとっては安心してゆっくりと物色できるわけで、盗み放題だったのである。さて、避難した人たちはこの泥棒による被害を東京電力に賠償請求できるのだろうか。強制退去させられなかったら泥棒に入られることもなかったわけで、当然これは賠償の対象だろうと思って請求してみたら、なんと東京電力は「悪いのは泥棒であって東京電力ではありません」と断っきたのである。
悪いのは確かに泥棒である。そんな非常時に盗みに入るような連中は見つけ次第射殺してよいとオレは思っている。今からでも遅くない。震災ドロ、避難ドロであることがわかったら即座に死刑執行してくれと思うのである。
本人の意志に反して避難させられた以上、住民が避難して無人になった街に泥棒が入らないように監視する義務は東京電力や行政側、警察などにあったとオレは思うのだ。ところがそうした警戒措置は全くとられなかった。そのために治安が悪化して泥棒たちが跳梁跋扈したのである。だから今回の「避難区域での空き巣発生」の責任は、その区域の警戒をきちっとしていなかった東京電力にあるとオレは思っている。無人監視カメラを設置するとか、こっそり出入りする人間をとっつかまえて持ち物をチェックするとかの方法でかなり空き巣対策はできたはずである。また、空き巣を発見したら大々的に逮捕報道してその顔写真を日本中にさらし者にして、素直に逮捕に応じないで逃げようとする連中はその場で射殺するなどの厳しい対応をすべきだったと思うのである。
東京電力は今回の原発事故の賠償に関してかなり厳しい条件を課して、申し込みもとにかく面倒にしてできるだけ賠償金額を減らそうとして躍起になっている。やり方が実に姑息だ。だから空き巣の被害までは賠償なんかしたくないというのが本音だろう。しかし、その空き巣被害が起きたのは東京電力のせいなのである。少なくとも住民が退去した原因を作った以上、避難区域の治安を守る義務があったとオレは思うのである。だから賠償義務が東京電力にあるという立場である。もしも東京電力があくまで「泥棒が悪い」と主張するのならば、東京電力が泥棒をとっつかまえて、いったん仮払いした空き巣被害の賠償を改めてその泥棒から取り立てればいいのだ。とにかく一番悪いのは泥棒である。その次が東京電力である。だから泥棒という空き巣犯罪の責任者がつかまらない以上、東京電力が賠償すべきであるというのがオレの見解だ。
原発の避難区域にあったレンタルDVDショップは、店の棚が荒らされて商品がほとんど持ち去られてしまったという。それは泥棒が悪いのだろうか。商品を退去させる余裕もないほど緊急に避難させられたのである。
避難している人たちが帰宅できない間、東京電力はその生活に関する費用を補償する義務があるとオレは思っている。そしてこれは最悪のケースだが、最終的に家に永久に帰れないということになれば、避難区域の住宅などはすべて東京電力に時価で買い上げさせるべきだと思うのだ。その金額には運び出せない家財や商品も含めるべきである。泥棒の被害弁済はその時に合算して行えばいいとオレは思っている。
避難区域で発生した空き巣被害の中で犯人はどの程度捕まってるのだろうか。その泥棒どもにはどんな罰が下されているのだろうか。それが気になるのだ。通常の窃盗よりもはるかに罪が重いとオレは思っている。人間として最低の行為をしているこの盗人どもの最高刑を死刑にしてもいいとオレは主張する。量刑というのは単純に盗んだ金額や殺した数で決めるものではない。もっと別の要素、つまり「人間として恥ずべき行動であればあるほど罪は重く!」と判定すべきである。もっともわけわからん判決を出す今の多くのクソ裁判官どもにはこうした市民の感覚は理解不能なんだろう。
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