2011年09月16日(金) |
1億円を呑み込んだ男 |
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覚醒剤の密輸は命がけだ。中国で見つかれば死刑になるし、そもそも運ぶ行為自体がかなり危険を伴うこともある。呑み込んで体内に隠す場合も危険なことこの上ない。もしも胃や腸内で袋が破れてしまえば確実に致死量である。しかし持ち込みに成功しさえすれば後はヤクザが販売してくれるので巨額の報酬を得られるのである。
なんと末端価格1億円以上の覚醒剤を飲み込んで密輸しようとしたナイジェリア人が関空で見つかって逮捕された。
トイレで覚醒剤排せつ、ナイジェリア人密輸容疑
ラップで小分けした覚醒剤約1・3キロ(末端価格約1億600万円)をのみ込み、密輸したとして、大阪税関関西空港支署と関西空港署は15日、ナイジェリア人のアネネチュクゥ・ケイン・アイノツ被告(28)(いずれも自称)を覚醒剤取締法違反(営利目的密輸)容疑で逮捕し、大阪地検が起訴したと発表した。
体内にのみ込む手口の密輸では、過去2番目の多さという。
発表によると、同被告は、86包に分けた覚醒剤をのみ込んだうえ、8月23日、関空に持ち込んだ疑い。
同被告は、フランス・パリのシャルル・ドゴール空港からの便で関空に到着。麻薬犬を気にするなどの様子を税関職員が不審に思い、事情を聞くと、「トイレに行きたい」と言ったため同行。トイレで同被告が排せつした覚醒剤を見つけた。
同被告の供述では、知人から5000ドルの報酬で引き受け、ドゴール空港の駐車場で4〜5時間かけて、水やケーキと一緒に覚醒剤をのみ込んだ。途中で苦しくなり、やめようとしたものの、知人から「飲め」と強制されたという。
5000ドルという報酬は安すぎないだろうか?せめて倍の1万ドルは出すべきだ。こんな命がけの危険なミッションに携わるのである。あまりにも安すぎるとオレは思ってしまったのである。
アフリカに関して書かれている本を読むと、ナイジェリア人の犯罪者の多さについて書かれているものがいくつかある。ナイジェリア人がフランスで仕入れた覚醒剤を日本に持ち込むというのが今回の図式だが、それを売りさばくためには日本国内での流通業者との接触が必要なわけで、仕入れ先にこのようなルートを持ってる暴力団組織があるはずだ。
今回逮捕された男の携帯電話の履歴を調べて、日本国内で接触する可能性のあった者が誰かということを突き止め、そこから販売組織の壊滅に向かって欲しいものである。いつも捕まるのが末端の売人や運び屋だけで、その上部組織を検挙しない警察はこのままだと八百長だと思われるぞ。
またこの運び屋だが、もしも捕まった場所が中国ならば死刑になるだろう。日本ならせいぜい数年の刑だ。そんなのは不公平である。運び屋も売人もとにかく関わってる連中はみんな死刑にして、この種の犯罪を撲滅して欲しいのである。
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