2011年07月15日(金) |
放射能ビジネスにだまされるな! |
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放射性セシウムに汚染された稲わらを食べた牛の牛肉が出荷され、すでに消費されたということが事件になっている。しかし、このようなことは今後も起きるだろう。すべての食品がチェックされているわけではないからだ。そして、個人レベルで防衛しようとして放射線を測定する機器が飛ぶように売れているという。それだけではないのである。そうした人々の不安につけ込んでぼろ儲けを企む連中も増えているのだ。
とあるマルチ商法の老舗の業者が販売している「放射能分解水」というものが、12本2万1000円で売られているという。ただの水に対してなんというぼったくり価格だろうか。ただの水がガンやアトピーに効くという触れ込みで売られていることさえ十分に怪しかったのに、今度は「放射能を分解する」なんてありえない能力が宣伝されているのである。そして、不安におびえる人たちの中にはそんなものにゼニを使う人も出てくるのだ。
お年寄りを狙った訪問販売とかの詐欺連中も、放射線を防ぐとかいう商品をこれからじゃんじゃん登場させてくるのだろう。シロアリ除去よりも放射線除去の方がタイムリーである。別に放射線を浴びる浴びないに関係なく余命わずかな高齢者に対して、高額商品を売りつけてそのゼニをむしり取ろうとする悪辣な連中がうじゃうじゃいるのだ。
どうすればその詐欺商法の連中を取り締まれるのか。一人暮らしの高齢者の場合、入ってくる情報が少ないので訪問してきた相手が詐欺師であることを見抜けない可能性が高いのである。つまり詐欺師にとっては「だましやすい」相手なのだ。しかもこれまでの詐欺商品とは違って「放射線を防ぐ」なんてのは全く新しい分野なのである。だまされる高齢者たちのレベルもきっと「放射能はウイルスみたいにうつる」と勘違いしているような人たちが多そうだ。そうなると詐欺師たちはだまし放題なのである。ネット上でもきっと怪しい商品は売られているはずである。しっかりと取り締まって詐欺師どもを撲滅してもらいたい。
あの豊田商事の事件の時から今に至るまで、高齢者をだましてゼニを巻き上げるビジネスは常に存在してきた。いくら摘発されても新たなビジネスを産み出してはそのたびに多くの人々をだましてきた。正常な判断力があればひっかかからない馬鹿げた内容であっても、認知症になった高齢者をだまして契約させる奴等も多いのである。
詐欺商法自体はなくならなくても、個々の詐欺師は捕まえて処罰することが可能だ。怪しいビジネスを見つけたり、怪しい訪問販売があれば必ず通報して検挙につなげないといけない。お年寄りをだますクソどもはまとめて刑務所にぶち込んで欲しいのである。
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