2011年06月24日(金) |
仮設住宅ではなく居住コンテナを設置せよ! |
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東日本大震災で家を失った人たちのために急遽作られた仮設住宅だが、質よりも量を重視したためにとんでもない欠陥住宅のオンパレードだという。雨漏りはするし、隙間から蟻の大群が侵入してくるのだとか。これでは快適な生活など望めそうもない。どうしてこんなことになってしまったのだろうか。その悪評を聞いて、せっかく抽選で当たったのに辞退する人も出ているという。
そもそもこの「仮設」住宅はきびしい東北の寒さに耐えられるのだろうか。少なくとも津波で流された街が冬が来るまでに再建できるなんてことはとうてい無理なのであり、仮設暮らしも数年になることが予想される。そうなると本格的な冬の寒さに耐えられるだけの仕様にする必要がある。しかし、手抜きの突貫工事で建てた仮設住宅にそのような配慮は果たしてなされていたのだろうか。甚だ疑わしいのである。
そんな中途半端な「仮設」住宅を作り、その「仮設」住宅はいずれ解体する必要があるわけで結局ゼニを掛けても後には何にも残らない。だったら「仮設」じゃなくてそのまま恒久住宅を作ればいいじゃないかとオレは思うのである。なんでゼニをいっぱい使って一時的な居住しかできないものを作るのか。本当に無駄である。
一軒あたりたった350万ほどでそんなちゃちなものを建てるよりもたとえばキャンピングカーとかトレーラーハウスみたいなものを準備できないのか。コンテナみたいになっていてどこにでもの運んで行けて置けばもう完成という居住キットを作ることはできないのか。そのコンテナに電源や水道が簡単に接続できるようになっていれば解体の必要もない。使い終わればまた片づけてどこかにしまっておいて、災害があれば運んでいって使ってもらえばいいのである。そうやって恒久住宅として使える居住コンテナを日本政府は備蓄すればいいのである。
コンテナ型の仮設住宅を準備して被災地に運び、場所の足りないところではコンテナを上下に重ねれば二階建てになるようにし、空調などの装置も組み込んだのを政府が災害用に5万世帯分くらい準備しておいたらいいのじゃないか。大災害の時はたった5万軒では足りないかも知れないが、全く用意できてないのに比べればずっとマシである。
政府は今すぐに住宅メーカーに協力させて、災害時にすぐに使用可能な居住コンテナを開発するべきだ。移動、設置が簡単ならば海外での災害にも対応できる。日の丸をつけた居住コンテナが次々と援助物資共に届くならきっと日本の国際的な評価は上がるだろう。大量生産に成功すれば価格も下げられるし品質のばらつきもなくせるだろう。
日本は災害の多い国である。だからこそ家を失った人たちのために居住可能な移動住宅を用意すべきなのだ。自走不可能なキャンピングカーと思えばいいのである。それをトレーラーに積んで必要なところに配達すればいいじゃないか。
おそらく今回の欠陥住宅建設にも政府はかなりのゼニを使ってるはずだ。税金を投入するからには無駄なものは作ってはならないのである。
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