2011年05月25日(水) |
阪神タイガースの暗黒時代が復活するのか? |
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物心ついた頃から阪神ファンだったオレにとって、なぜかV9時代の巨人と優勝争いする強い阪神の記憶はほとんどない。気がついたら村山も江夏も田淵もいなくなっていた。1985年に優勝して以降は長い暗黒時代がやってきた。毎年5位か6位が定位置だったことをオレは覚えている。90年代の阪神は最高に弱かった。阪神タイガースの歴史の中でも特筆されるような弱さだった。
その弱い阪神には、その弱さにふさわしい選手たちがいた。盗塁を全然刺せない捕手だった山田、3番新庄・4番桧山のコンビは三振を量産し、年に一度しか好投しない猪俣という左腕投手もいた。外人選手は毎年入れ替わり立ち替わりやってきて、全く活躍せずに帰っていった。常に負け数が勝ち数を上回る仲田浩二がエースだった。しかし、オレはそんな弱い阪神を応援し続けた。どんなに弱くても、オレにとって阪神ファンをやめることなど考えられなかったのである。
弱かったヤクルトを日本一にした名将、野村監督が就任したとき「もしかして阪神は変われるのか」とオレは少し期待したのだが、相変わらず弱かった。星野監督にもさほど期待はしなかったが、広島から略奪した金本知憲選手にはかなり期待した。2003年、2005年と阪神は2度リーグ優勝をしたが、金本がいなかったらその優勝はなかっただろう。しかし、その金本も老いた。レフトに打球が飛ぶとヒヤヒヤするようになった。阪神はベテランから若手への切り替えがうまく行かなかった。高給取りのベテランがいつまでも辞めないために、有望な若手は二軍に留め置かれた。
ベテランを代打に送ると、塁に出た場合は代走を使うことになる。控え選手が倍の人数必要な計算になるのだ。打って走って守るのが野球だと思うのだが、たまに打つけど走れず守れない選手ばかりがベンチにいるのはどうかと思うのである。
今季、序盤戦でうまく波に乗れずに借金生活に陥った阪神タイガースは、最下位を定位置としてきた横浜に抜かれ、ついに最下位になってしまった。もしかしたら今季はこのまま低迷するかも知れない。またまた阪神にあの暗黒時代が復活するのかも知れないのだ。オレにはなんだか不吉な予感がするのである。
交流戦で阪神は黒いユニホームを着た。ミスタータイガースが藤村富美男だった時代のものだ。巨人がV9する前のタイガースがどれほど強かったのか、オレは過去の記録やYOUTUBEに投稿された貴重な映像でしか知ることができない。
今の弱すぎる阪神には、あの黒いユニホームは不似合いである。そんな栄光の時代のユニホームを着ることに何の意味があるのか。それはタイガースの歴史を冒涜する行為である。選手たちにはぜひ「先輩方に申し訳なくて着ることができません」と語って欲しかったのである。
今年のタイガースはBクラスに沈むのは確実だろう。もしかしたら最下位になるかも知れない。最近弱くなってきたオレの忍耐力も、今年はしっかりと鍛えられそうである。
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